“モバイルブラビアエンジン”で高画質の「ブラビア」ワンセグ
ソニーがワンセグに最適化した画質処理エンジン「モバイルブラビアエンジン」を搭載したポータブルワンセグテレビ「XDV-D500」を発売。
ソニーは2月6日、ポータブルワンセグテレビ「XDV-D500」を4月10日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万8000円前後。
3.0インチワイド液晶(解像度は432×240ピクセル)を搭載した、ポータブルタイプのワンセグテレビ。ワンセグ放送用に最適化された画質処理エンジン「モバイルブラビアエンジン」を搭載することで、輪郭強調と彩度拡張を行い、くっきり・あざやかな映像を映し出す。同社製低温ポリシリコンTFTを採用したパネルは視野角160度/コントラスト比500:1を実現しているほか、NTSC比74%の色再現性も有する。
2Gバイトのメモリを内蔵しており、最大約10時間(最大100件)までの録画が行える。録画はEPGから指定するほか、本体に設けられている「録画」ボタンを操作することでも開始できる。スポーツ延長/番組追跡録画にも対応しており、中継の放送時間延長や放送枠の変更などの際でも失敗なく録画が行える。録画番組の再生については、1.3倍速の「早見再生」のほか、10/30/120倍速の早送り/巻き戻しが可能だ。
アンテナは一般的なロッドアンテナのほか、移動中の視聴に適したヘッドフォンケーブル兼用のタイプも用意。また、充電スタンドにはF型アンテナ端子が用意されており、室内でも安定した受信と録画が可能だ。
AM/FMラジオも備えており、満充電状態ではワンセグ視聴約8時間/AMラジオ受信約34時間/FMラジオ(ステレオ)受信約27時間の利用が行える。ワンセグ/ラジオの機能切り替えは本体上部のスライドスイッチで素早く行える。
サイズは98(幅)×59.3(高さ)×14.3(奥行き)ミリ、約107グラム。本体両サイドには80ミリワット×2のステレオスピーカーを内蔵しておりワンセグやFMラジオを広がりのあるサウンドで楽しめる。
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