動画も静止画も地図に表示、ソニーの携帯GPSユニット
ソニーが携帯型GPSユニット「GPS-CS1KSP」を発売。既存製品「GPS-CS1K」のバージョンアップ版ともいえ、添付ソフトの変更で動画も静止画も地図上への表示が可能に。
ソニーは2月25日、携帯型GPSユニット「GPS-CS1KSP」を3月14日より販売開始すると発表した。価格は1万5540円。
同社が2006年9月に発表した「GPS-CS1K」 (レビュー)と同一の携帯型GPSユニットへ、新たに画像管理ソフト「Picture Motion Browser」などを同梱した。
デジカメ画像(Exif 2.1以降準拠のJPEG画像)と動画ファイルの画像データにGPS情報を追記し、地図(Google Mapsまたは付属地図ソフトSuper Mapple Digital Ver.7 for Sony)上へ表示させることが可能なほか、新たに軌跡表示の機能も備え、ツーリングやトレッキング、登山などのルートをあとから写真とともに楽しめる。
GPSユニットとしてはシンプルで、移動した位置の情報を内蔵するメモリへ自動的に記録していくのみ。記録感覚は約15秒。単三形乾電池1本で駆動し、アルカリ電池で約10時間、ニッケル水素充電池で約15時間動作する。本体サイズは87(幅)×36(高さ)×36(奥行き)ミリ、約55グラム(本体のみ)。
GPS-CS1Kはカラビナのみが付属していたが、本製品では自転車のサドルや腕に巻き付けて固定できるアタッチメントキットが付属する。なお、GPS-CS1Kのユーザーを対象に、GPS-CS1KをGPS-CS1KSP相当とするアプルケーションとアタッチメントキットをセットしたアップグレードキット「ACC-GPS」が同社直販サイト「ソニースタイル」で販売される。発売日は同じく3月14日で価格は3255円。
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