パナソニック、100時間再生できる“D-snap”を発売
パナソニックは、SDオーディオプレーヤーの新製品「SV-SD870N」を4月18日に発売する。リチウムイオン充電池を採用し、100時間の連続再生が可能になった。
パナソニックは3月18日、SDオーディオプレーヤー“D-snap”シリーズの新製品として、長時間再生が可能な「SV-SD870N」を発表した。ホワイト、ブラック、レッド、シルバー、ブルーの5色をそろえ、4月18日に発売する予定だ。価格はオープンプライスだが、店頭では2万円前後になる見込み。
「騒音キラー」こと「SV-SD850N」の後継機。付属のカナル型イヤフォンとノイズキャンセリング機能により、電車などでは騒音を83%カットし、音量を上げずに音楽を楽しめる。また周囲の音も聞けるモニターモードを使用すれば、電車内のアナウンスなども聞き逃さないという。
バッテリーにはリチウムイオン充電池を採用。前述の通り約100時間の連続再生が可能になった。ただし、この数字はノイズキャンセル機能オフの数字で、オンにした場合は連続約60時間となる。
再生可能なフォーマットはAAC/WMA/MP3。付属の2GバイトSDカードでは、高音質モード(128kbps)で約510曲、標準モード(96kbps)では約680曲、長時間モード(64kbps)なら約999曲を記録できる。
D-snapシリーズの特徴であるPCレスのリッピングも進化した。同時発表の「D-dock」(SC-PM870SD/PM670SD)とドッキングした場合、SDカードを抜き差しすることなく、CDからD-snap内のSDカードへ直接録音できる。また従来機同様、D-dockの内蔵HDDからの高速転送やD-snapの充電、再生も可能だ。このほか、別売の録音用ケーブル(RP-WA100)を用い、ポータブルMD/CDなどから直接録音する機能も備えている。
外形寸法は35(幅)×91.3(高さ)×12.3(奥行き)ミリ。重量は約40グラム。パッケージには2GバイトのSDカードのほか、3サイズのイヤーピース、D-snap portアジャスタ、Windows用の「SD-Jukebox Ver.6.9LE」のCD-ROMなどが付属する。
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