レビュー
ノイズ知らずの多機能コンパクト――富士フイルム「FinePix F100fd」:レビュー(5/6 ページ)
富士フイルム「FinePix F100fd」のウリは、なんといっても従来比約4倍相当の「ワイドダイナミックレンジ」機能。FinePixシリーズ得意の高感度機能とあいまって、ノイズ知らずの優れた画質を得られる。
作例(1)――ダイナミックレンジ100%と400%
- ダイナミックレンジ100%と400%作例
同じシーンをISO100/D-R100%(左)、ISO400/D-R400%(右)で撮り比べたもの。ダイナミックレンジを広げた方はハイライト部が抑えられて空の青がちょっと濃く出ているが、感度を上げている分ディテールはちょっと荒れている(といっても等倍で見ないと分からないくらいなので気にしなくていいかも)
ISO800、D-R100%(左)、ISO800、D-R400%(右)。ほとんど差はないようだが、コンビニに注目。ダイナミックレンジを広げた方は、外に比べて明るいコンビニの看板や店内がちゃんと撮れている。つまり、夜の屋外や光源が入ってしまうときはダイナミックレンジ拡大が効果的である
- 人物作例
フラッシュを発光禁止にした状態で撮影。ピントが背景に抜けやすい構図だが、顔検出のおかげでなんとか。ただ、ISO400に増感されたため、ちょっと肌色のざらつきが気になる。ISO400 1/250秒 F5.1
- その他の作例
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