松下、HDD容量を倍にしたCATVセットトップボックス3機種
パナソニックが、従来機種の2倍となる500GバイトのHDDを搭載したハイビジョン放送対応CATVセットトップボックス3機種を、6月より販売する。
松下電器産業は5月20日、従来機種の2倍となる500GバイトのHDDを搭載したハイビジョン放送対応CATVセットトップボックス(STB)3機種を、ケーブルテレビ事業者向けに6月より販売すると発表した。
新ラインアップは「TZ-DCH3000」「TZ-DCH 3800」「TZ-DCH 3810」の3機種で、いずれも地上デジタル/BSデジタル/デジタルCATV放送のチューナーを2基搭載。従来機種の2倍となる500GバイトのHDDを採用することにより、デジタルハイビジョン放送を約46時間、SD画質なら約138時間の録画が可能になった。
TZ-DCH3000はトランスモジュレーション方式、TZ-DCH3800とTZ-DCH3810はトランスモジュレーション方式とOFDMパススルー方式に対応する。また、TZ-DCH3000およびTZ-DCH3800はDOCSIS2.0相当ケーブルモデムを内蔵。TZ-DCH3810は100BASE-TX仕様となっている。
同社テレビ「VIERA」とHDMI接続するとテレビのリモコン1つでセットトップボックスの操作が可能になる「VIERAリンク」のほか、連続ドラマを自動で録画する「探して毎回予約」、シームレスに使えるEPGと再生ナビ、チャンネル単位でスキップ設定ができる「チャンネルスキップ機能」、おすすめ番組をお知らせする「番組推薦機能」、SDメモリーカードスロット、TVインターネット機能「アクトビラ ベーシック」対応などが機能的な特徴。本体サイズは430(幅)×63(高さ)×329(奥行き)ミリで、重量は3.3キログラム。なお、本製品のケーブルテレビ事業者への販売はパナソニック システムソリューションズ ジャパンが担当する。
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