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ペンタックス、バランスに優れたデジタル専用17-70mmズームレンズ
ペンタックスがデジタル一眼レフ専用レンズ「smc PENTAX-DA 17-70mmF4 AL[IF] SDM」を発売。全域F4固定で使用頻度の高い焦点域をカバーし、価格面も含めたバランスが魅力。
ペンタックスは6月4日、デジタル一眼レフカメラ専用レンズ「smc PENTAX-DA 17-70mmF4 AL[IF] SDM」を7月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売価格は6万円台半ばの見込み。
同社製デジタル一眼レフカメラに装着すると、35ミリ換算で26〜107ミリの焦点距離をカバーするズーム倍率約4.1倍のデジタル専用設計の施されたズームレンズ。
レンズ内に搭載した超音波モーターによって滑らかなフォーカシングを可能としたSDM機構を採用、対応機種(K20D、K200D、K100D Super、K10D※)へ装着すると自動的にSDMによるAFに切り替わるため、快適な操作が行える(※K10DについてはファームウェアVer1.30以降が必要)。
光学系にはハイブリッド非球面(AL)レンズ2枚を採用し、諸収差を良好に補正して描写性能を向上させている。レンズ構成は12群17枚。最短撮影距離は0.28メートル。
ピント合わせ時にレンズの繰り出しがないインナーフォーカス方式を採用しており、レンズ前面には汚れに強いSP(Super Protect)コーティングが施されている。サイズは75(最大径)×93.5(長さ)ミリ、約485グラム。
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