ニュース
第1回「おもちゃ大賞」にバンダイ「∞にできるシリーズ」など5作品:「東京おもちゃショー2008」直前
日本玩具協会は、新たに創設した「第1回日本おもちゃ大賞」の受賞作5作品を表彰した。時代のキーワードをとらえたおもちゃを選出する「トレンディ・トイ」部門では、バンダイの「∞にできるシリーズ」が大賞を受賞。
日本玩具協会は6月17日、日本最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2008」を前に、新たに創設した「第1回日本おもちゃ大賞」の大賞5作品を発表した。
日本おもちゃ大賞は、「玩具の開発競争を促す」などの目的で新設されたもの。今回の応募点数は5つの部門を合わせて365点。このうち、時代のキーワードをとらえたおもちゃを選出する「トレンディ・トイ」部門にはバンダイの「∞にできるシリーズ」、大人でも楽しめる「ハイターゲット・トイ」部門ではタカラトミーの「マイクロスロットカー Owner'sベーシックセット」が大賞を受賞した。審査委員長を務めたおもちゃコレクターの北原照久氏は、「日本のおもちゃはすばらしい。世界に誇れる文化だと改めて感じた」と評している。
部門 | 大賞受賞作 | メーカー |
---|---|---|
共遊玩具部門 | おみせでおかいもの おしゃべりいっぱいアンパンマンレジスター | セガトイズ |
トレンディ・トイ部門 | ∞(むげん)にできるシリーズ(∞プチプチ、∞プチプチ ぷち萌え、∞エダマメ) | バンダイ |
ハイターゲット・トイ部門 | マイクロスロットカー Owner'sベーシックセット | タカラトミー |
ベーシック・トイ部門 | トミカ びゅんびゅんサーキット | タカラトミー |
イノベーション・トイ部門 | アイクロップス | バンダイ |
「∞(むげん)にできるシリーズ」とアイクロップスで2冠を達成したバンダイは上野和典社長(中央右)を交えて記念撮影。その左に「∞プチプチ」などの開発者であるプレイトイ事業部の高橋晋平氏と同事業部の亀田真司氏が並んだ
今年のおもちゃショーは、東京ビッグサイト西館を使用し、海外19社を含む計134社がブースを構える。19日と20日は商談見本市(バイヤーズデー)で、21日(土曜日)と22日(日曜日)の2日間は例年通り一般公開となる(パブリックデー)。入場は無料。4日間で12万人の来場を見込む。
関連記事
- 情け無用の「5秒スタジアム」へようこそ
子どものころ、ストップウォッチで“ぴったり止める”遊びをしたことのある人、正直に手をあげてください。朗報です。 - エダマメ無限地獄へようこそ
バンダイの「∞エダマメ」は、「∞プチプチ」に続く癒し系アイテムの第2弾。今度は枝豆をつまんだときに“チュルッ”と豆が飛び出す感触を忠実に再現したらしい。例によって企画・開発を担当したバンダイ高橋氏に詳しい話を聞いた。 - プチプチ無限地獄へいらっしゃいませ、ご主人様
バンダイの「∞プチプチ」は、人間の本能に潜む“ぷちぷちしたい”欲求を満たしてくれる無駄アイテム。そして、3月に登場する第2弾「∞プチプチ ぷち萌え」は、“別の本能”にも訴えかける癒しプチプチに進化してしまった。前回に続き、バンダイ 高橋氏に話を聞いた。 - プチプチ無限地獄へようこそ
バンダイの「∞プチプチ」(無限ぷちぷち)は、人間の本能に潜む、飽くなき“ぷちぷちしたい”欲求をトコトン満たしてくれる無駄アイテムだ。企画・開発を担当したバンダイ 高橋氏に話を聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.