プチプチ、エダマメに続く新シリーズ
情け無用の「5秒スタジアム」へようこそ(1/2 ページ)
ストップウォッチには不思議な魅力がある。体育の授業や部活のとき、そばに置いてあると誰かが手を伸ばし、前触れもなく勝負が始まったものだ。
勝負のスタイルはさまざまで、5秒ちょうどで止めるオーソドックスな“ぴったり勝負”から、0.1秒を目指す最速勝負、10秒を超えたら失格のチキンレースなど。勝者はにわかにヒーローとなり、敗者には後片付けというペナルティが課される。おそらく、長年に渡って全国の小中学校で繰り広げられてきた光景だろう。
バンダイが開発した「5秒スタジアム」は、そんな思い出を呼び起こすキーチェーン玩具だ。見た目は、まんまストップウォッチ。しかし“ぴったり止める”行為の意味をマジメに研究し、その欲求を満たす4つのプレイモードを備えた。
企画・開発を担当したのは、「∞プチプチ」「∞プチプチ ぷち萌え」「∞エダマメ」などでお馴染み、同社プレイトイ事業部の高橋晋平氏だ。ただ、今回は高橋氏が療養中ということで、上司である亀田真司氏にお話を聞いた。
――人はなぜ、“ぴったり止める”ことに熱中するのでしょう
ストップウォッチをぴったり止めようとしたとき、最初はうまくいかなくても、繰り返すうちに目標に近づきますよね。東北大学、猪岡光名誉教授のお話によると、これで人は達成感(=快感)を覚えるのだそうです。
「5秒」という目標設定が明確で、難易度も的確であるため、目に見えて練習効果が現れる。すると人は、より大きな達成感を得るためにやり続け、熱中してしまうというわけです。
――さっそく遊び方を教えてください
基本的にストップウォッチと同じです。本体上部のスイッチを押すとカウントスタート。もう一度押すとストップです。ジャスト5秒との“ずれ”具合に応じて「格付け音声」が流れます。
例えば、少しずれていると「ビミョ~」とか「イケテル~」といった声がでます。ぴったり「5:00」を出すと「5秒ジャスト!」という雄たけびとともにファンファーレがなります。逆に、ずれが大きいと「帰れ!」などと言われることもあります。
――厳しいですね。ところで、横の赤い人はどこの戦隊の方ですか?
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