2スピーカーの「NIRO」に低価格な新モデル
niro1.comが「後方の音」を改善したフロントサラウンド「Niro Spherical Surround System」の新製品を発売。「お求めやすいモデルとして提供する」(同社)。
niro1.comは6月30日、ホームシアター用フロントサラウンドシステム「Niro Spherical Surround System」の新製品として、「Niro Spherical Surround System NS-600」を7月10日より販売開始すると発表した。価格はオープンだが、「お求めやすいモデルとして提供する」(同社)。
Spherical Surround Systemはトップとベース(上下)の2スピーカー(+サブウーファー)という構成が特徴的なフロントサラウンドシステム。スピーカーを上下分割とすることで、フロントとリアの音像干渉を低減し、コンパクトながらも自然なサラウンドを実現する。また、高さ方向の音場再現を実現しているのも特徴のひとつだ。なお、上スピーカーからはリアL/R、下スピーカーからはフロントL/Rとセンターの3chを出力する。
新製品は昨年発売されたNiro Spherical Surround Systemゆずりの音質を継承しながら、20畳程度の部屋での利用に適したコンパクトモデルとなっている。対応するフォーマットはDolby Digital、DTS、AAC、Dolby Pro Logic II。
ユニットのサイズは、トップスピーカーが170(幅)×72(高さ)×75(奥行き)ミリ・0.6キロ、ベーススピーカーが290(幅)×103(高さ)×140(奥行き)ミリ・1.4キロ、サブウーファーが390(幅)×305(高さ)×180(奥行き)ミリ、7.6キロ、アンプが200(幅)×55(高さ)×296(奥行き)ミリ、2.2キロ。
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