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さっそく「ダビング10」を試す(1)(2/2 ページ)
7月4日午前4時、ようやく「ダビング10」の運用が開始された。「DMR-BW800」を例にして、ダビング10対応アップデートから実際の録画、ダビングまでをリポートしよう。
なお、EPGで確認した限り、地上デジタル放送、BSデジタル放送(有料放送を除く)ともに「コピー制限」と表示されており、著作権管理にとくにセンシティブな映画(今夜の金曜ロードショーなど)も同様だった。残念ながら試用環境にはCSアンテナがなく、e2 by スカパー!は確認できなかったが、地上波キー局の系列局など一部はダビング10で運用するところもある。
BDにダビングする
次に録画番組をBD-REにダビングしてみた。まずはDR(TS)をそのまま「おまかせダビング」。ダビング終了後に再生ナビで確認すると、表示回数は9回に変わった。
次にAVC変換しながら同じBD-REメディアにダビングした。
同じようにダビング終了後に再生ナビで確認すると、表示回数は8回となった。一方、BD-REメディアの内容を見ると、ちゃんと同じ番組が2つ並んでいる。少なくともダビング10のコンセプト通りに動いていることは分かった。
次回はもう少し詳しくダビング10を検証していきたい。
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