ニュース
iPhone 3G、2度目のソフトアップデート──バージョンは2.0.2に
アップルは8月19日、「iPhone 3G」用の最新ソフトウェアを公開した。バージョンは2.0.2で、モデムのファームウェアはメジャーバージョンが上がった。
アップルは8月19日、「iPhone 3G」用の最新ファームウェア、バージョン「2.0.2」を公開した。
アップルは、具体的な変更内容を公表していないが、8月5日に公開された2.0.1へのバージョンアップに続いて、モデムのファームウェアのバージョンも上がっており、通信関連の機能に手が入れられていることは間違いなさそうだ。しかも今回は1.48.02から2.08.01へと、メジャーバージョンが上がっている。
一部では、「AppleがiPhone 3Gで通話が切れる問題を修正するソフトを開発している」といった報道があったほか、その「着信不良やネット接続の不安定さの原因は独Infineon製のベースバンドチップが原因」だという観測もある。今回のバージョンアップでそれらの点が修正されているのかどうかは不明だが、モデムファームウェアのバージョンが大幅に上がっているのは気になるところだ。
なおバージョンアップが必要な場合は、iTunesとiPhone 3Gを同期させたときに告知が表示されるので、必要に応じてアップデートをするかどうか選べばいい。告知が出ない場合は、「更新ファイルを確認」ボタンを押すことで最新バージョンの有無を確認できる。バージョンアップ作業中は着信はできないため、音声通話は留守番電話センターに転送される。
関連キーワード
iPhone 3G | パケット定額 | ファームウェア | モデム | Apple | Infineon Technologies | iTunes | ソフトバンクモバイル | ソフトウェアアップデート
関連記事
- 特集:ついに日本上陸! iPhone 3G
- iPhone 3Gのソフトウェア、2.0.1に──モデムもファームアップ
アップルが8月5日、「iPhone 3G」の最新ソフトウェアを公開した。アップデートを実行すると、バージョンが2.0から2.0.1に変わるほか、モデムのファームウェアのバージョンも上がる。 - 「iPhone 3G」 オンラインでの販売を開始
これまで店頭でしか購入できなかった「iPhone 3G」がネットでも購入可能になった。ソフトバンクオンラインショップやYahoo!携帯ショップで取り扱いが始まっている。 - 「パケット定額フル」料金改定──iPhone 3GやXシリーズのパケット代、2段階定額制に
ソフトバンクモバイルは8月5日、iPhone 3GやXシリーズの端末で利用できる定額サービス「パケット定額フル」の料金を2段階定額制に改定すると発表した。またEメール(i)の保存期間を無期限にするほか、iPhone 3Gの予約販売も開始する。 - iPhone 3Gをもっと知りたい人へ──「iPhone 3G magazine」「iPhone スタートガイド」
さまざまなメディアでの報道も一段落してきた感がある「iPhone 3G」だが、実際に購入した人や、まだ購入を検討中の人向けに、内容をじっくり読めるムックも出てきている。 - iPhone 3Gの復元、そして電話と日本語入力
多機能なiPhone 3Gは扱うデータの種類も量も多い。そこで欠かせないのがバックアップと復元だ。電話機能と日本語入力についても確認しよう。 - ケータイのアドレス帳をiPhone 3Gに移行してみた
2台目端末として活用している人が多いとされる「iPhone 3G」だが、筆者はこれを1台目として活用すべく、音声端末から機種変更した。最初のハードルは、アドレス帳データの“引っ越し”だった。「携帯メモタツ」でアドレス帳の移行に挑戦した顛末を報告する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.