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ワイヤレスで武装した“最薄”BRAVIA、「ZX1シリーズ」:レイアウトフリー(2/2 ページ)
BRAVIAの新ラインアップで最も特徴的な外観を持っているのが、「KDL-ZX1」。ディスプレイ部はわずか9.9ミリ厚、最も厚い部分でも27ミリと他社の“超薄型”並みとなる。しかもワイヤレス。
電子番組表(EPG)などの機能は、同時発表の「XR1シリーズ」と同じ。EPGは最大9チャンネル表示や日時指定機能付き。新たに「フェイスフレーミング」対応の静止画再生機能やデジタルカメラ専用の画質モードもといった機能を備えた(関連記事)。
「プレミアムオーダー」でモニター部だけ購入することも
今回の新製品発表に合わせ、ソニーは新たに「<ブラビア>プレミアムオーダー」サービスを提供することを明らかにした。ユーザーがインテリアや用途にあった設置スタイルを選択できるよう、オリジナル仕様のブラビアを提供するほか、スタンドや別体チューナーの有無まで指定できるというもの。第1弾としてZX1の“プレミアムオーダー専用モデル”が用意された。
具体的な選択肢は、モニター本体の色(ブラック/シルバー/ボルドーレッド/ネイビーブルー)や内蔵ワイヤレス機能の有無、スピーカー(ブラック/シルバー)、設置スタイル(壁掛け金具、壁寄せスタンド、テーブルトップスタンド)の4項目となっており、ユーザーは全56通りの組み合わせから自由にカスタマイズできる。モニター単体(ワイヤレス機能なし)だけを購入することも可能だ。
プレミアムオーダーは、まず直販サイトの「ソニースタイル」で提供されるが、ソニーショップやソニー特約店にも順次拡大していく方針。オリジナルモデルの価格や発売日などは、9月中旬に「ソニースタイル」で告知するという。
そのほかの主な仕様は下記の通り。
型番 | KDL-40ZX1 |
---|---|
サイズ | 40V型 |
パネル解像度 | 1920×1080ピクセル |
コントラスト比 | 3000:1 |
チューナー | 地上/BS/CS110度デジタルチューナー、地上アナログチューナー |
入出力端子 | 本体:HDMI×1 ワイヤレスメディアレシーバー:HDMI×3(うち1つは前面)、D5×2、Sビデオ×1、コンポジット×2、D-sub 15ピン、光デジタル音声出力、USBなど |
外形寸法 | モニター部(スタンド含む):98.6(幅)×68.2(高さ)×30.7(奥行き)センチ ワイヤレスメディアレシーバー:43(幅)×6.8(高さ)×28.2(奥行き)センチ |
重量 | モニター部(スタンド含む)15キログラム ワイヤレスメディアレシーバー:3.4キログラム |
実売想定価格(オープンプライス) | 49万円前後 |
発売日 | 11月10日 |
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