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人についてくる“有機ELテレビ”、ソニーの新提案:ソニーディーラーコンベンション2008(2/2 ページ)
ソニーマーケティングが販売店向けの製品内覧会「Sony Dealer Convention 2008」を開催した。「BRABIA」新シリーズや「α900」といった新製品とともに、有機ELパネルを使用したワイヤレステレビのコンセプト展示に注目が集まった。
“リアサラウンド”のホームシアター用チェア
イタリアで開催される世界最大の家具見本市「ミラノサローネ」に出展したコンセプトモデルも公開されている。例えば「ZA(座)」は、ヘッドレスト部分に2つのスピーカーユニットを備え、サラウンド音場を作り出す“リアサラウンド”搭載チェアー。斜め後方から出てくる音が前方まで回り込むよう、独自の信号処理で5.1チャンネルぶんの音場を作り出す。
チェアー一体型のため、コンパクトで手軽に使えるのはもちろんだが、最大のメリットは音量を絞っても十分に使用できること。「ZAのスピーカー出力は1ワットにすぎないが、3メートル先のスピーカーに換算すると250ワットの音量に相当する。また、音源との距離が近いとひずみが減るというメリットもある」(同社)。夜中でもヘッドフォンを装着することなく、そこそこの音量でサラウンドを楽しめるという。
「TSUKI(月)」は、フロントプロジェクターを格納できるオシャレなガラストップテーブル(左)。「HANA(花)」はアクティブスピーカー内蔵のフロアライト(右)このほかにも「サウンティーナ」の技術を応用したつり下げ式スピーカー「HIBIKI(響)」とオールインワンオーディオ「KANADE(奏)」なども展示されていた
そのほか注目の新製品と、製品化が近い参考展示品を写真で紹介していこう。
18.4型ワイド液晶を搭載した「VAIO type A」のフォトエディション(左)。パームレスト部は「α」のグリップと同じ素材、その周囲はαのボディーと同じ素材を使用しているという(中)。専用遮光フード「VGP-DHA1」(予想実売価格1万3000円前後)は折りたたみ可能(右)
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