日本ビクターは10月14日、Blu-ray Disc/HDDレコーダー“らく録ブルーレイ”「DR-BX500」を11月下旬より販売開始すると発表した。500GバイトのHDDを搭載しており、価格はオープン。実売想定価格は17万8000円。
ボタンを最小限に絞り込んだ「簡単リモコン」が付属、番組表からの録画は「録る」、録画済み番組を見るには「見る」の各ボタンで操作が行え、レコーダーに求められる録画と視聴という基本操作の簡便性を高めている。HDMI CECにも対応しており、テレビ側リモコンの操作なしに基本操作が行える。
MPEG-4 AVCエンコーダーを搭載、最長5倍の長時間録画が可能な録画モードを備える。最長時間記録が可能な「AEモード」の場合、BDメディアで約21時間20分(片面2層)/約10時間40分(片面1層)、内蔵HDDならば約245時間の録画が行える。AEモードではDVDへの記録も可能で、DVD-R DLならば約3時間40分、DVD-R/RWなら約2時間の録画が行える。
地上/BS/110度CSの3波対応デジタルチューナーを2基搭載、2番組同時録画が行える。そのほか、操作履歴からユーザーの好みを解析し、利用者の好みそうな番組などを自動録画する「おすすめ自動録画機能」も備える。前面にはSDカードスロットが用意されており、AVCHD規格のビデオカメラで撮影した映像をHDDへダビングできる。
出力インタフェースはHDMI(Ver1.3a、1080/24p、DeepColor対応)、D4、Sビデオ、コンポジット、光デジタル音声など。サイズは430(幅)×77(高さ)×361(奥行き)ミリ、約5.4キロ。
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