レース&グラデの薄型デジカメ「FinePix Z250fd」
富士フイルムが屈折光学系を備えたコンパクトデジカメ「FinePix Z250fd」を発売。シーン自動判別機能を搭載したほか、鮮やかなレース&グラデーションのカラーリングも施した。
富士フイルムは10月29日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix Z250fd」を11月15日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万7000円前後。
薄型スタイリッシュな「FinePix Z200fd」をベースに、撮影シーンをカメラが自動認識して最適な設定を行う「シーンぴったりナビ」を搭載し、女性を意識した鮮やかなレース&グラデーションのカラーリングも施した。
シーンぴったりナビはZシリーズとしては初の搭載。カメラを被写体へ向けるだけで、用意された「人物」「風景」「夜景」「マクロ」から最適な撮影シーンをカメラが自動選択する。「人物」時には顔検出機能「顔キレイナビ」も動作し、人物の顔のピントと露出を最適化する。顔キレイナビは最大10人までの顔を認識し、赤目も自動補正する。
フレーム内の2人の距離が近づくとカウントダウンが開始され、設定した距離に達するとセルフタイマーが作動し、自動的に撮影される「恋するタイマー」もFinePix 200fdと同じく搭載する。そのほか、最大4人までの顔を自動検出してモザイク処理を行える「顔モザイク」など、全12種類の画像加工機能も備える。
撮像素子は1/2.3型 有効1000万画素CCDで、レンズは35ミリ換算33〜165ミリの光学5倍“フジノンズームレンズ”。CCDシフト式の手ブレ補正機構も備える。約52Mバイトの目盛りを内蔵するほか、xD-ピクチャーカードとSD/SDHCメモリーカードに対応する「デュアルスロット」が用意されている。最高ISO1600の高感度撮影も行え、背面液晶は2.7型(約23万画素)。
IrSSによって対応プリンターなどへワイヤレスで撮影画像を送信することもできる。本体サイズは920(幅)×55.7(高さ)×20(奥行き)ミリ、約134グラム(本体のみ)。
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