レビュー
独自の進化を果たした東芝「RD-X8」(前編):BD/DVDレコーダー特集(3/5 ページ)
東芝からハイビジョンレコーダーの2008年冬モデル3製品が登場する。全製品に高精細技術「XDE」を搭載、ネットワーク接続による「スカパー!HD」録画に対応するなど、独自の進化を果たした。
縦横切替可能、シームレス表示も魅力の番組表
電子番組表の柔軟性はRDシリーズの魅力だ。もちろん本機でも継承されており、ラ・テ欄タイプの横にチャンネルが並ぶタイプと、RDシリーズでは早くから採用されていたチャンネルが縦に並ぶタイプを選択することが可能。1画面のチャンネル数は4/6/8チャンネル、時間は1/2/4時間が選択可能。広告表示が一切ない点も魅力の1つだ。
また放送波の垣根をこえて一覧表示できるのも魅力だ。地上デジタル放送とBSデジタル放送の番組表を切替操作なしに閲覧できる。また放送波と関係なく、ユーザーが指定した任意のチャンネルだけを3パターン作成して一覧することも可能。ここまでできるのだからこそ、最大でも8チャンネル×4時間という一覧性の低さはもったいないと思う。
左半分が地上波デジタル、右半分がBSデジタル。今晩のゴールデンタイムの番組をチェックしたい、といった場合、放送波の切替操作なしで参照できるのは便利だ(左)。任意のチャンネルのみを選択して3種類の一覧を設定することも可能。電子番組表の表示時は数字キーの8/9/#ボタンで簡単に呼び出せる(右)
電子番組表からの録画予約で予約が重なった場合の確認画面。地上デジタルとBSデジタルの予約に対して重複が発生した場合でも、番組表スタイル(というか番組表そのもの)で予約が重なっているのかを確認できる。この分かりやすさは同社製品ならでは
番組表関連では「みながら選択」も健在だ。番組の視聴中に画面の一部を使って放送中の番組や次の番組、録画番組(録画の新しい順)を確認できる。ザッピング的なテレビ視聴はもちろん、短時間外出する前に次の番組をさっとチェックして録画予約、といったことも行える。フォルダ表示されないので、とりあえず今日録画した番組を見る、なんて時にも便利だ。
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