こたつでアツアツが楽しめる、電気保温式おでん鍋「田楽亭」:橘十徳の「自腹ですがなにか?」第45回(2/2 ページ)
今回購入したのは電気保温式おでん鍋「田楽亭」。フトコロが寒い今日このごろ、居酒屋や屋台で一杯飲むのを節約したい人は、この商品を使って家にいながら店でおでんを食べている気分に浸ってみよう。
調理済みの内鍋をセット
ステンレスの内鍋には2枚の仕切り板が付いており、内鍋の中を4つに分割できる。こうしておけば、豆腐などの崩れやすいネタをほかのネタと分けて入れられるので便利だ。ちなみに内鍋は加熱版にのっているだけで、ロック機構などはない。使うときはハンドルを持って内鍋を持ち上げて、そのまま火にかけられる。本体は保温機能だけなので、あらかじめコンロの上で調理した内鍋をセットするわけだ。前述した通り、ハンドルはかなり大きいので、持ち運ぶのに不便はない。まあ鍋は熱いおでん汁で満たされているので運ぶ際には注意は必要だが。
内鍋をセットしたら、今度は加熱だ。加熱板にはスイッチなどはなく、コンセントを入れれば通電する。通電すると加熱面のランプが赤く光るようになっているが、これは内鍋を置くと当然見えなくなる。できれば内鍋をセットした状態で、通電しているかどうかを確認できるようにしてほしかった。なお、加熱中は当然のことながら触れないくらい熱くなるので、やけどには注意しよう。できれば内鍋を外すと通電が解除されるような安全機構もほしかったが、この値段では仕方ないのかもしれない。
安全機構はイマイチ
保温機能自体にはとくに不満はない。シンプルで使い勝手もよく、デザインにも満足だ。ただ、コンセントはマグネットで取り外しできるようにしてほしかった。ケーブル長が1.4メートルと少し短く、足で引っかける可能性があるからだ。熱い鍋がひっくり返る恐れがあるだけに、このような安全機構にはもう少し気を配ってもらいたかったというのが正直なところ。子どもがいる家庭は、十分取り扱いに注意していただきたい。これらのマイナスポイントを理解した上で使えば、冬の鍋料理を楽しむ上で強力な味方となるだろう。コンビニのおでんも、この鍋に入れるだけで気軽にお店の気分が味わえる。アツアツのおでんを食べて、厳しい寒さを乗り切っていただきたい。
関連記事
- 残ったお菓子を湿気から守れ! 「ハンディシーラー」
今回紹介するのは、ビニール袋を密封できる「ハンディシーラー」だ。これさえあれば、食べ残しの菓子が入った袋を簡単に密封できる。一家に1台用意しておいて損はないだろう。 - 電球のような柔らかい色の“LEDランタン”
今回購入したのは、LEDランタン「GENTOS EX-77XP」。省電力で明るい暖色ランタンとして人気があるこの商品、アウトドア用としてはもちろん、非常用として備えたり、家の中で補助灯として使ったりと、さまざまな使い道がある。 - 電動スクリュー内蔵のマグカップ「トルネ〜ド・マグ」
今回紹介するのは、電動スクリューを内蔵したマグカップ「トルネ〜ド・マグ」。材料を入れてスイッチを押せすだけで、すぐに中身をかき混ぜられるというこの商品、忙しいビジネスマンは要注目。 - 謎の頭皮マッサージ機「スパイダーウェーブ」にはまる
今回ご紹介するのは、頭皮マッサージ機「スパイダーウェーブ」という商品だ。クモのようなデザインをしたこのマシンを頭にのせて、スイッチを押せばアラ不思議、頭が心地よい振動に包まれてスッキリしてしまう。果たしてその使い心地は……?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.