水が冷たい季節だから――「電動洗米器」:橘十徳の「自腹ですがなにか?」第47回(2/2 ページ)
今回は、電気の力で米を洗う「電動洗米器」をご紹介。この商品を使えば、真冬でも冷たい水に触れずにしっかり洗米できる。
洗米は3回必要
使い方は、まず上部の本体を容器にかぶせて、ラッチで固定する。それから網付きの上フタを開けて米を入れる。洗米容量は米3合までで、米と水の合計は900ミリリットルまで。米を入れたら網付きのフタを閉めて、さらにそこから水を注ぎ入れる。容器の横には米の目盛りと水位の上限の目盛りが刻印されており、水は米の量に関わらず、常に上限まで入れる。あとは電源スイッチを入れれば洗米開始だ。なお、洗米時は運転中に容器から水があふれる場合があるので、本体を流し台のシンクの中に入れて運転するようにしたい。
洗米が終了したら、電源スイッチを切って網付きのフタを閉めたまま水を捨てる。なお、洗米は手で洗うのと同様、3回繰り返すように書いてある。正直、自動で洗うなら1回で済むかと思っていたのだが、どうやらそれはワタクシの早とちりだったようだ。機械を使っての洗米とはいえ、やはり洗米は3回必要なのである。
水を捨てたらもう1度水を入れて、再びスイッチオン。これを3回繰り返したら網付きのフタを開けて、米を炊飯器の釜に入れる。容器に米がこびりついている場合は、少量の水を入れてまた本体を取り付けて、スイッチを入れて撹拌羽を回しながら米を入れるようにと説明書に書いてある。あとはいつも通り炊飯器に水を入れて仕掛けるだけでOKだ。
メンテナンスも簡単
このように操作自体はかなり簡単なので、だれでもすぐに扱えるだろう。洗い終わった米を見ても、砕けたりしている粒はとくに見当たらず、きれいに研げている。実際に炊いて食べてみたが、いつもと変わらずおいしく炊けていた。メンテナンスもとくに難しいところはなく、電源部に水がかからないようにサッと水で流すだけ。念入りに洗いたいときは撹拌羽もすぐに外せるようになっている。
全体的に使い勝手は悪くないが、やはり本体の大きさだけが少し気になる。なにしろ毎日使うものなので、サッと取り出せるところに置く必要があるからだ。収納スペースを確保しさえすれば、きっと快適な洗米ライフが送れることだろう。
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