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キヤノン、高速化したエントリー向け昇華型フォトプリンタ「SELPHY CP780」
キヤノンが昇華型フォトプリンタのエントリーモデル「SELPHY CP780」を発売。印刷スピードの高速化を進めたほか、音声ガイダンス機能付きソフトも付属し、使い勝手も向上した。
キヤノンは2月18日、昇華型熱転写方式の小型フォトプリンタ「SELPHY CP780」を3月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は1万1000円前後。
新製品はSELPHY CP760の後継機種。ボックスタイプの筐体デザインに変更はないが、プリントプロセスの見直しによってSELPHY CP760/CP770に比べて約10%の印刷スピードの高速化が図られたほか(L判での比較時)、自動写真補正機能が強化され、顔部分を優先して色かぶりと明るさを補正できるようになった。
付属アプリケーション「SELPHY Photo Print」は本製品をPCに接続するだけでソフトが起動し、3ステップで印刷が開始できるほか、操作を補助する音声ガイダンス機能を搭載。音声に従って操作するだけで、カメラ店店頭のプリント機のように簡単に印刷が行える。
本体には2.5型液晶が備えられておりステータスが確認できるほか、別売のバッテリーパック「NB-CP2L」を用意すれば屋外でも利用できる。サイズは176(幅)×75.6(高さ)×132.6(奥行き)ミリ。
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