シネックス、米トップシェアメーカーのiPodスピーカー「iHome iP9」発売
シネックスが、iPodスピーカーでは米トップシェアを誇るSDI Technologiesの「iHome iP9」を発売。100ワットのクラスDアンプ内蔵やデュアルDockなど、特徴ある製品も今後投入する。
シネックスは4月9日、米SDI TechnologiesのiPod用スピーカー「iHome iP9」を4月下旬より取り扱うと発表した。価格はオープンで、実売想定価格は1万1800円。
iHome iP9は前面に大型のデジタル時計を搭載しており、iPodスピーカーとしてはもちろん、アラームクロックとしても利用できる。アラームについては、音源にiPodの好きな曲を選べるほか、平日や週末のみ鳴らすといったスケジューリングも行える。
Dockコネクタを備えたiPodならびにiPhoneに対応し、本体操作ならびにiPod/iPhoneの操作が行えるリモコンが付属する。外部入力端子も備えており、iPod shuffleやCDプレーヤーなども接続できる。
SDI Technologiesは1956年に創業した音響機器メーカーで、現在、主力製品として展開するiPodスピーカー「iHome」シリーズなどにより、米国でのiPodスピーカーについてはBoseやAltec Lansing、Logitechなどを抑えてトップシェアを獲得している。来日した米SDI Technologiesのチャールズ・ガウディ氏からは、一般家庭向けとしても多く販売されているほか、ホテルなどへも多く導入されていると紹介された。
SDI Technology製iPodスピーカーとしては、既に「iHome iH8」や「iHome iP27」「iHome iH19」などが販売されているが、Gowdy氏からは加えて、同社がシネックスを通じ、国内へ投入する新製品が紹介された。
「iP1」は100ワットのクラスDアンプに大型スピーカーを搭載した本格タイプで、「iP49」はスピーカー部分を折りたたむことで収納性を高めることができる。いずれにも、Bongiovi Acousticsによる高音化技術「Digital Power Station」(DPS)が実装されており、「B」のワンボタンで高音質を楽しめるようになっている。
そのほかにも、Dockを2つ備えた「iP88」や使用中にライトの色が分かっていくキューブタイプの「iH15」、90度横に倒しても液晶画面が追従する「iP41」などが紹介された。これらは、今年後半に向けて国内展開が行われる予定だ。
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