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第119回 自然と露出とシャッタースピードの関係今日から始めるデジカメ撮影術(4/4 ページ)

暑い夏も、もうじき終わり。さあ、カメラを持って、ちょっと足を伸ばして、自然を満喫しに出かけよう。

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近くのものも撮りたい

 風景を撮る、というと遠くのものを撮るというイメージが強いけれども、いざでかけてみると、花や虫や植物やいろんなものをマクロで撮りたくなってくる。だから、近距離撮影に強いレンズを1本持っていくといい。

 例えば、「18-200mm」という高倍率ズームレンズは1本で広角も望遠も撮れるので便利であるけれども、最短撮影距離が50センチ程度だったりとあまり近寄れない。そういうときは2〜30センチまで近寄れるレンズを用意するといい。デジタル一眼レフの場合、最短撮影距離は「撮像素子面」からの距離なので、30センチといってもボディの厚さとレンズの長さを考えれば、かなり近くまで寄れるのだ。


 1枚目は18〜200ミリのレンズで望遠側でギリギリまで寄って撮影したカエル。2枚目はマクロに強い17〜70ミリのレンズでレンズ前数センチまで寄って撮ったカエル。

 マクロに強いレンズがあると違う。ぐぐっと寄れるので楽しい。逆に、マクロに強いレンズがないときは、このように望遠側でぎりぎりの距離で撮ると、背景もそれなりにぼけていい感じになる。

 花を見つけたときも、寄れるレンズがあると楽しい。


エゾカンゾウの花。北海道の岬にて

 日本の山といえばじとっとしてて湿気が多くて雨上がりともなると、じとっとしたコケ・シダ類が似合ってたりする。


 普段行かない場所へ出かけてみると、思わぬ被写体に出会うもの。いろんなシチュエーションに対応できる機材で、なおかつ重くてかさばりすぎないよう吟味してもっていくべし。

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