ヤマハ、スタイリッシュなiPodクロックラジオ「TSX-80」を発売:新生活の相棒に
ヤマハは、クロックラジオ付きのiPodオーディオ「TSX-80」を3月から順次発売する。ライトブルー、アイボリー、ダークパープルのカラーバリエーションを用意した。
ヤマハは、クロックラジオ付きのiPodオーディオ「TSX-80」を3月から順次発売する。3色のカラーバリエーションを用意しており、市場想定価格は各2万5000円前後。このうちライトブルーを新生活シーズンに合わせた3月中旬に発売。アイボリーとダークパープルも4月中旬には店頭に並ぶ予定だ。
上面にiPodドックを備えたクロックラジオ機能付きのコンパクトオーディオ。昨年末に「TSX-W80」という型番でいったん発表したものの、開発の遅れにより出荷が延期された製品。仕様変更(ワイヤレス機能を省略)を加えてコストを下げ、改めてリリースすることになった。
3機種とも柔らかい色遣いが特徴。フロントパネルには透明感のあるクリア素材を用い、ノブダイヤルはシックなモノトーンとした。また上面の操作ボタンは自照式。「部屋の片隅に飾りたくなる、洗練されたインテリアのような雰囲気を目指した」(同社)という。クリアなフロント部には、現在時刻を大きめに表示。表示の明るさは3段階の調節が可能で、部屋の明るさに応じて自動調整する照度センサーも搭載している。
アラーム機能はスヌーズにも対応する。アラーム音には、FM/AMラジオやiPodに収録した楽曲を選択できるほか、これら音楽ソースとビープ音を組み合わせたモードも用意している。この場合、設定した時刻の3分前から音源ソースの再生を開始し、徐々に音が大きくなって、設定時刻になるとビープ音が鳴る仕組みだ。なお、最初は人がストレスを感じやすい高い周波数帯域をカットして徐々に再生するなど、「快適な目覚めをサポートする」機能を備えた。
スピーカーは、4センチフルレンジを用いたフロントL/Rに加え、底面に5.5センチ径のサブウーファーを備えた2.1チャンネル構成。低音を補強するSR-Bassや、好みの音に調節できるトーンコントロールも備えている。内蔵アンプの出力はフロントが4ワット+4ワット。サブウーファーが8ワット。
入力端子はiPodドックにくわえ、ステレオミニジャックを備えている。ドック対応機種は、iPod(第5世代)、iPod classic、iPod nano、iPod touch、iPhone、iPhone 3G、iPhone 3GS。
外形寸法は、260(幅)×90(高さ)×141(奥行き)ミリ。重量は1.2キログラム。赤外線リモコン、FM簡易アンテナ、AMループアンテナ、ACアダプターなどが付属する。
なおTSX-80は、ヤマハの直販サイト「Yダイレクト」が実施する「春のiPodオーディオキャンペーン」対象機種。2月15日から4月14日までの期間中に同製品をYダイレクトで購入すると、先着100名に「iTunes Card」をプレゼント。詳細はYダイレクトの告知ページを参照してほしい。
関連記事
- ヤマハ、個性的なiPod対応デスクトップオーディオ2種
ヤマハは、iPod/iPhone対応のデスクトップオーディオシステム2種を12月上旬に発売する。時計とAM/FMラジオチューナーを内蔵した“クロックラジオ”タイプ。 - 「やすらぎ」と「ワイヤレス」 ヤマハのiPod用オーディオ2機種を楽しむ
本格的なコンポタイプから手軽なワイヤレスタイプまで、充実したiPodオーディオをラインアップするヤマハ。今回は「TSX-130」「PDX-50」について、その実力をチェックしていこう。 - 10色そろえたiPod対応マイクロコンポ、ヤマハ「MCR-040」
ヤマハは、個性的なデザインとポップな色が特徴のiPod対応マイクロコンポを10月に発売する。通販サイト限定カラーを含め、全10色をラインアップ。 - 「CELL REGZA」はマルチチャンネルもよく似合う
マルチチャンネルではセンタースピーカーとして動作する「CELL REGZA」のスピーカー。今回は、スピーカー単体の実力に加え、ヤマハのAVアンプおよびスピーカーと組み合わせたときの音質や使い勝手を検証した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.