「超合金」の新ブランド登場、第1弾はやっぱり「マジンガーZ」:小さくなって集めやすい?
バンダイは、超合金の新製品「スーパーロボット超合金」シリーズを今夏から展開する。全高約14センチのコンパクトなサイズに最新技術を詰め込み、従来製品をしのぐ可動域を実現した。
バンダイは5月18日、超合金の新製品「スーパーロボット超合金」シリーズを今夏から展開すると発表した。人気ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズとのコラボレーションに加え、従来よりもコンパクトなサイズとコレクションしやすい価格で幅広いユーザー層を狙う。第1弾は、シリーズの原点でもある「マジンガーZ」だ。
スーパーロボット超合金の製品コンセプトは「コンパクト×インパクト」。全高約14センチと「手のひらに収まるコンパクトサイズ」でありながら、最新技術を詰め込んで既存シリーズをしのぐ可動域を実現した。例えば腰の部分には、柔軟なポージングが楽しめる引き出し式のボールジョイントを採用。肩はスイング可動が可能となり、ひじにも2重関節を採用した。「グレートマジンガーなら“サンダーブレーク”も決まる」(同社)。
もう1つの大きな特長が「エフェクトパーツ」。超合金シリーズは、1974年発売の「マジンガーZ」以来、スプリングを用いた「ロケットパンチ」などで劇中の必殺技を再現することに注力してきた。しかし今回は、ロケットパンチが発射された瞬間を再現するための樹脂製パーツを用意。オプションとして販売される「武器セット」などを追加購入することで、より迫力のあるディスプレイを実現できるという。
現在、発売のスケジュールが確定しているのは、「マジンガーZ」(8月6日発売、3675円)、「グレートマジンガー」(8月27日発売、4725円)、「アルトアイゼン」(10月下旬予定、5040円)の3製品。また、「勇者ライディーン」などの発売も計画中だ。「アニメ、ゲーム、特撮、コミックなど、1970年代から2000年代にかけて登場した人気ロボットをジャンル問わずに立体化していきたい」(同社)。
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