ヤマハからiPodドック搭載のマイクロコンポサイズCDレシーバー「CRX-550」:iPodのデジタル入力に対応
ヤマハは、iPodドックを搭載したCDレシーバー「CRX-550」およびスピーカーパッケージ「NS-BP200」を10月上旬に発売する。Hi-Fiコンポーネントの音とデザインエッセンスをマイクロコンポサイズに凝縮した。
ヤマハは9月15日、iPodドックを搭載したCDレシーバー「CRX-550」およびスピーカーパッケージ「NS-BP200」を発表した。いずれも10月上旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では、CRX-550が3万8000円前後、NS-BP200は1万2000円前後になる見込みだ。
ヤマハ製Hi-Fiコンポーネントの音とデザインエッセンスをマイクロコンポサイズに凝縮した音質志向のCDレシーバー。フロントパネルはアルミヘアライン仕上げとし、輝度調整が可能なドットマトリクスディスプレイを備えた。
本体上面にiPodとデジタル接続が可能なドックを搭載。CRX-550内蔵のD/Aコンバーターおよびアナログ回路でD/A変換と増幅が行われるため、音質劣化の少ないクリアなiPod再生が可能になるという。対応するiPodは、iPod(第5世代)、iPod classic、iPod nano、iPod touch。
このほか、本来16bitのCDデータを24bitに伸長する「24bit拡張技術」を備えたCDプレーヤー、AM/FMチューナー、USB端子、2系統のアナログAUXなどを備える。アナログAUXは、RCAピンジャックと3.5ミリミニジャックとして、さまざまなソース機器に対応できるようにした。圧縮音楽の音質を改善する「ミュージックエンハンサー」も備えている。
アンプ部は32ワット+32ワット。バーブラウン製のDACやアナログ方式の大容量電源、信号経路の最短化など、ヤマハのHi-Fiコンポーネントで培った技術を投入した。
一方のNS-BP200は、横幅と高さをコンパクトに抑える一方で、奥行きをCRX-550に合わせて長くとった深型スタイルを採用。キャビネット容量を確保しながら、CRX-550と組み合わせた際のフットプリントを抑えた。スピーカーユニットは、12センチコーン型ウーファーと3センチソフトドームツィーターの2Way構成。脚部には3点支持脚を採用している。
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