クリプトン、ミッドレンジのブックシェルフ型スピーカー「KX-5」
クリプトンは、Vigore(ヴィゴーレ)KXシリーズの中核モデルとしてブックシェルフ型スピーカー「KX-5」を発売する。
クリプトンは9月17日、Vigore(ヴィゴーレ)KXシリーズのスピーカー新製品としてブックシェルフ型「KX-5」、スピーカースタンドの新製品「SD-5」を10月下旬に発売すると発表した。希望小売価格はKX-5が47万2500円(ペア)、SD-5が7万3500円(ペア)。
ミッドレンジに位置付けられるKX-5は、同社のフラッグシップモデル「KX-1000P」とスタンダードモデルの「KX-3」シリーズの長所を融合させたモデルで、96kHz/24bitの高音質音源を想定して設計された。
2ウェイ密閉型のエンクロージャーには、南米産の稀少材パープルウッドを採用、木目の美しさを引き立てるポリウレタン仕上げを施した。KX-1000PやKX-3に引き続き、ツィーターの高音域を損なわない西陣紗織の絹サランネットを採用している。音質の造り込みでは、サランネットの使用を前提にして調整を行ったという。
ツィーターとウーハーは、上位モデルのKX-1000Pから移植した。「音質の生命線」という稀少金属アルニコマグネット壷型磁気回路を搭載しているほか、高域周波数レンジを拡大するため、砲弾型イコライザー付ピュアシルク35ミリリングダイアフラム・ツィーターを新開発した。これにより、高音質音源の超高域50kHzまでの帯域を確保した。ウーハーには低域共振周波数を35Hzとした170ミリのクルトミューラーコーンを採用した。
KX-5と同時に発表されたSD-5は、木柱の内部に鉄柱を組み合わせたハイブリット型としている。オーディオボードは、同社製品ではおなじみの鉄球サンド入りだ。無垢材の響きと鉄柱の剛性をバランス良く融合させたという。
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