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ヤマハ、「シネマDSP」のプログラム開発に使ったリファレンスソフトを公開:Sci-Fiに納得
ヤマハの「シネマDSP 25周年スペシャルサイト」に、古くからのAVファンにとって、ちょっと興味深いコンテンツが登場した。
ヤマハの「シネマDSP 25周年スペシャルサイト」に古くからのAVファンにとって興味深いコンテンツが登場した。「シネマDSP」といてば、多彩な音場プログラムを搭載していることで知られるが、そのプログラムの開発時にリファレンスとして使用したパッケージソフトを紹介しているのだ。
例えば「Adventure」は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1作目。1985年度のアカデミー音響効果賞(現音響編集賞)を受賞したタイトルを用い、水平方向の大きな広がりと各音源の滑らかな連携を重視しつつ、奥行は浅めに響きを抑えてチューニングしたという。
“Science-Fiction”が名称の元になった「Sci-Fi」は、「宇宙のような静けさを伴った空間を、いかに違和感なく再現するか」ということに主眼をおいて開発された。リファレンスは「未知との遭遇」。日本では1978年に公開され、大きな話題になったスティーブン・スピルバーグの出世作だ。
紹介されているタイトルは懐かしいものばかりではなく、「Music Video」の「セリーヌ・ディオン ライブ イン ラスヴェガス」、「Action Game」の「リッジレーサー6」など、比較的最近のものも含まれている。いずれも音場効果をより深く味わえる、プログラム開発者推薦のソフトだという。ヤマハのAVアンプを持っているなら、一度のぞいてみてはいかが?
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