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マクソニック、真空管と国産半導体で作った新型パワーアンプ「SD-015」
国産オーディオブランド「マクソニック」を展開するSRCは11月29日、パワーアンプの新製品「SD-015」を発表した。
国産オーディオブランド「マクソニック」を展開するSRCは11月29日、パワーアンプの新製品「SD-015」を発表した。12月初旬に84万円で発売する。
前段に三極五極複合管(真空管)、終段にSIT(Static Induction Transistor)を搭載したAB級動作のパワーアンプ。静電誘導効果を利用するSITは、西澤潤一東北大学名誉教授によって開発された生粋の国産デバイスであり、低内部抵抗、高速動作、低損失といった特長がある。
「入力された信号波形に忠実な増幅を可能にする非常に特性の優れた半導体。そのSITを搭載し、最もシンプルな回路で構成されたのがマクソニックのSITアンプ。音楽を色づけ・加工することなく再現させる」(同社)。
定格出力は50ワット+50ワット(8オーム時)で、周波数特性は20〜100kHz。外形寸法と重量は、370(幅)×440(奥行き)×165(高さ)ミリ、13キログラムとなっている。
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