接着剤不要のカンタン組み立て、ライトアップも可能な「1/3000彩色済み情景モデル 東京スカイツリー」:橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)
いよいよ開業した東京スカイツリー。日替わりのライトアップに魅せられた方も多いと思うが、そんな人におすすめなのが、今回紹介する「1/3000彩色済み情景モデル 東京スカイツリー」だ。
パーツがはまりづらい箇所に注意
作り方は、まずベース部の組み立てから始める。彩色された土台にスカイツリーの足元にあるショッピングモール「東京ソラマチ」の建物などを組み立てる。パーツをパチッとはめていくだけの作業ではあるが、中にははまりづらい箇所もあり、パーツが壊れないように注意しながらはめ込んでいった。
東京ソラマチの組み立てが終わったら、次は少し背の高い「イーストタワー」を組み立てる。こちらは中に円筒形のパーツを補強に使っている。ちょっとかみ合わせが悪い部分があったが、色々と調整しながら作業を進めたところうまくできた。
次はいよいよ東京スカイツリー本体の組み立てだ。細長い棒状のパーツを本体のクリアパーツに刺し、そこに展望台のパーツをはめていく。中間くらいの位置にある「展望デッキ」を組み立てたら、さらに本体パーツを刺して、その上に「天望回廊」のパーツを取り付ける。もうひとつ小さな円筒形パーツを取り付けて、最後に細長いパーツを一番上に付ければ完成。
完成した東京スカイツリーをベースに取り付けて、名称ステッカーを貼ればできあがりだ。完成までにかかった時間は1時間弱で、プラモデルの製作に慣れた人ならば簡単に作れるだろう。
ゆっくりと点滅するLEDライトが雰囲気たっぷり
完成したらベースの裏にある電池ボックスに乾電池2本をセットして、本体サイドのスイッチを入れる。するとスカイツリーが点滅を始める。点滅間隔は長く雰囲気たっぷりだ。電気を消せば暗い中でのんびりとしたペースで点滅する風情ある姿を楽しめる。
手間なく簡単に作れて、その上ライトアップまで可能なこのプラモデル、東京スカイツリーのファンにはかなりおすすめだ。もちろん模型製作のスキルが高い人は、接着剤を使ってしっかりと組んだり、細部の塗装や汚し処理などを行って完成度を高めたりと、色々なアレンジができるだろう。
個人的には少々値段が高くなってもいいので、「粋風」と「雅風」を別々に売るのではなく、1台で切り替えられるようになっていればもっと楽しめたと思う。このままでは「粋風」だけでは飽き足らず「雅風」まで買ってしまいそうでコワい・・・・・・。
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