ハーマン、JBLの最新フロア型スピーカー「S3900」を発売
ハーマンインターナショナルは、JBL独自の高性能コンポーネントのフロアスタンディング・スピーカーシステム「S3900」を発売する。10インチ径ウーファーをダブルで搭載したトールボーイスタイルだ。
ハーマンインターナショナルは、スピーカーシステム「S3900」を発売する。価格は1本あたり35万1750円。
S3900は、JBL独自の最新コンポーネントを投入したモデル。低域には10インチ径ウーファー「100FE-12」ユニット2機を備えており、ナチュラル・パルプをベースに強度を高めたファイバー・コンポジット・パルプコーンと高い耐久性を発揮するメタ・アラミド繊維Conex製ダンパーを採用。そのほか、部位ごとの厚みや断面形状を最適化したハーフロールエッジや断面形状を最適化したNBRラバーガスケット、コッパーコーティング・アルミリボン・ボイスコイルによるエッジワイズ巻きボイスコイルを用いた。
中高域ユニットには2インチ径LE175系コンプレッション・ドライバーの最新モデル「175Nd-3」を装備し、ひずみの少ない伸びやかな高域再生能力を実現。高いセンシティビティーを発揮する強力なネオジム・リングマグネットや、軽量アルミニウム・ボイスコイルと高耐熱Kaptonボイスコイル・ボビンの組み合わせ、バックキャビティーがもたらす深みのあるボーカルレンジも醍醐味という。超高域ユニットには、JBL最小サイズとなる3/4インチ径超精密マイクロ・コンプレッションドライバー最新モデル「139Nd」を使用している。
キャビネットは、スリムなトールボーイスタイルと内容積の確保を両立したリアバスレフ型エンクロージャーで、システム背面のバスレフポートが自然な低域レスポンスを引き出す。バッフルは1インチ厚のMDFボードと15ミリ厚MDF製サブバッフルを重ねて強化し、さらに3枚の内部ブレーシングによる厳重な補強により箱鳴りを防ぐ。インサートナット/フットにより高さを微調整できるクローム仕上げの真ちゅう製大型アジャスタブル・フットスパイクが付属する。
キャビネット外装は天然木突き板仕上げ。サイズは370(幅)×1007(高さ)×368(奥行き)ミリで、重量は39.0キロ。
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