ビデオリサーチは1月17日、2012年12月に実施した「首都圏ラジオ調査」の結果を発表した。1週間でラジオに接した人は3人に2人、聴取時間は1日あたり平均2時間だった。
調査によると、ラジオをどのくらい聞くか(1週間のラジオ接触率)という設問で64.2%が「聞いた」と回答。およそ3人に2人がラジオを聞いていた。またリスナーの平均聴取時間は1週間で14.0時間と、1日あたり平均2時間だった。
また、ラジオをどこで聞くか(聴取場所別聴取分数のシェア)という設問では「自宅」と回答した人が50.0%と半数を占め、続いて「車の中」が30.4%、「車の中以外」が19.7%となった。自宅と外出先という区別では、ちょうど半々という結果になっている。
首都圏ラジオ調査は、毎年6回偶数月に実施しており、今回は12月10日から12月16日にかけて行われた。対象は、首都圏に住む12歳から69歳の男女3000人(無作為抽出)。1週間分の調査票を一括郵送・回収する日記式郵送留置調査で、有効回収率は94.4%だった。
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