“貯金箱の住人”がiPhoneに移住したようです――「人生銀行 for iPhone」
タカラトミーアーツは、「人生銀行 for iPhone」を発表した。シリーズ累計45万個を出荷したヒット玩具「人生銀行」の最新版。今度はiPhoneアプリと連携する。
タカラトミーアーツは2月5日、貯金を催促する貯金箱「人生銀行 for iPhone」を発表した。2006年にタカラトミーが発売し、シリーズ累計45万個を出荷したヒット商品「人生銀行」の最新版。iPhoneアプリと連携するハイテク貯金箱に進化した。
“貯金箱の住人”が自分の生活を豊かにするため、ユーザーに貯金を促すというコンセプトはそのまま。前回のモノクロ液晶画面からiPhoneの画面に変えることで表現力や遊びの幅を広げた。貯金箱本体にスイッチや液晶画面はなく、主な操作はiPhoneアプリで行う。
「いつまでにいくら貯める」という目標を設定すると、貯金箱の住人の生活が始まる。当初は3畳1間の質素な暮らしだが、引っ越しや就職、結婚などを経て生活レベルが向上していく。途中で貯金箱からお金を取り出すと、住人の部屋が3畳1間に逆戻りしてしまうのは前作と同じ。目標の期限が来ると、貯金の達成度合いに応じて「ハッピーなエンディング」か「残念なエンディング」のいずれかを迎える。
一方、今回はiPhoneの画面を使うことで貯金の進捗をグラフで確認できるなど、表現力がアップ。「前作のモノクロ画面では表現しきれなかったリアルな描写が可能になり、より共感を得られるようになった」(同社)。
また住人の様子はいつでも記念撮影が可能で、アルバムに保存された画像をメールやSNSに直接アップすることもできる。同社によると、アプリのバージョンアップによるストーリーの追加も予定しているという。なお、iPhoneの対応機種は、iPhone 5/4S/4、iPod touch(第4、第5世代)、iOS 5.1.1以上となっている。
本体サイズは、150(幅)×116(高さ)×110(奥行き)ミリで、重量は395グラム。電源として単三形アルカリ乾電池2本を使用する。
「人生銀行 for iPhone」は、3月28日に発売予定で、価格は3990円。対象年齢は15歳以上。
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