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構造を変えて効率アップ、パナソニックから白熱灯100ワット相当のLED電球
パナソニックは、白熱灯100形に相当するLED電球の一般電球タイプ(E26口金)、および60形相当の小型電球タイプ(E17口金)の2機種4モデルを発表した。
パナソニックは8月26日、LED電球の新製品として、白熱灯100形に相当する一般電球タイプ(E26口金)、および60形相当の小型電球タイプ(E17口金)の2機種4モデルを発表した。いずれも10月21日に発売する。
型番 | 口金 | 光色 | 消費電力 | 実売想定価格 |
---|---|---|---|---|
LDA14L-G/K100/W | E26 | 電球色相当 | 14.3ワット | 6000円前後 |
LDA14D-G/K100/W | E26 | 昼光色相当 | 14.3ワット | 6000円前後 |
LDA8L-G-E17/Z60/S/W | E17 | 電球色相当 | 8.4ワット | 5000円前後 |
LDA8D-G-E17/Z60/S/W | E17 | 昼光色相当 | 8.4ワット | 5000円前後 |
高効率のLEDモジュールと独自の放熱技術を採用して明るさや省エネ性を向上させたLED電球。高温信頼性と高反射率のセラミックを用いたLEDモジュールを採用したほか、蛍光体のライン塗布を可能にしてLEDチップを従来の中央配置から外周配置へと変更した。これにより、効率アップと光の広がりを両立させたという。
また回路温度の上昇に対しては、基板の両面に銅配線パターンを設けた高熱伝導基板を採用し、放熱性のアップと軽量化を実現した。
ランプの筐体(きょうたい)に樹脂カバーを設けたのも新しい。一般的にLED電球は放熱のためにアルミ筐体を採用しているが、絶縁性を向上させるため、外側に新開発のカバーをかぶせた。これにより、従来のLED電球では対応できなかった門柱灯やポーチライトなど、屋外にある照明器具にも利用できるようになった。
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