ラトック、自作用のUSBオーディオキット3製品を発表
ラトックシステム、自作オーディオユーザー向けとなるUSBオーディオキット「REX-K1648U」「REX-K2496U」「REX-K24192DSDU」を発表した。
ラトックシステムはこのほど、自作オーディオユーザー向けとなるUSBオーディオキット「REX-K1648U」「REX-K2496U」「REX-K24192DSDU」の3製品を発表、10月中旬に出荷を開始する。価格はいずれもオープン、同社直販サイト価格はそれぞれ7980円/1万2800円/2万9800円だ(いずれも税込み)。
3製品はいずれも、自作オーディオユーザーを対象としたUSBオーディオアダプタ。パーツはすべて基板に実装済みで、単体動作可能なREX-K1648U/REX-K2496Uの2モデルは、別途ケース/USBケーブルを用意するだけで使用することができる。
REX-K1648Uは、最大48kHz/16ビットに対応した入門向けの下位モデル。USBバスパワー動作に対応するほか、外部電源での動作もサポート。またコンデンサの交換も可能となっている。
REX-K2496Uは、最大96kHz/24ビットに対応した中級モデルで、USBコントローラとしてTI製「TAS1020B」を、D/AコンバータにWolfson製「WM8523」を搭載した。またI2Sインタフェースも備えており、好みのDAC基板と組み合わせて利用することもできる。
REX-K24192DSDUは、I2S入力/DSD信号入力可能なDAC基板と組み合わせることで使用できる上級モデルで、最大192kHz/24ビットに対応。独自の制御技術により、リニアPCMとDSDフォーマットが混在する環境下でもポップノイズのないシームレス再生を行なうことができる。また外部の基準クロック入力端子も備えており、同社製「AL-RbOSC1K」などを用いた精度の高いD/A変換が可能だ。
またラトックシステムは、REX-K24192DSDU用となるD/Aコンバータキット「REX-K1792DA1」を10月下旬に出荷する。TI製「PCM1792」を用いたDAC基板キットで、DSD64/DSD128入力にも対応。OPアンプ部は8DIPソケット実装(OPアンプは非搭載)となっており、OPアンプを自由に装着することが可能だ。価格はオープン、直販価格は3万4800円(税込み)。
関連記事
- 自作は苦手な人にも:ラトック、バランス駆動型のポタアンにバランスケーブル付属モデルなどを追加
バランス駆動型ポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB01シリーズ」にゼンハイザーのヘッドフォン用バランスリケーブルを同梱(どうこん)したモデルが登場。 - ラトック、apt-X対応のBluetoothミュージックレシーバー
ラトックシステムは、各種据え置きオーディオ機器とのワイヤレス接続を実現できるBluetoothレシーバー「REX-LinkBT1」を発売する。 - 玄人さんいらっしゃい:ラトック、バランス駆動型ポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB01F」
ラトックシステムは、バランス駆動型ポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB01F」を発売する。バランス出力は、2.5ミリ径のマイクロモノラルジャックが2つだ。 - ラトック、“ハイレゾ音源入門用”のUSBヘッドフォンアンプ「REX-A2496HA1」
ラトックシステムは、手軽にハイレゾ音源を楽しめる24ビット/96kHz対応USBヘッドフォンアンプ「REX-A2496HA1」を発表した。 - ラトック、DSD再生に対応したUSBヘッドフォンアンプ「RAL-DSDHA2」
ラトックシステムは、DSD音源のネイティブ再生に対応したハイエンドのUSBヘッドフォンアンプ「RAL-DSDHA2」を発売する。 - ラトック、48kHz/16bit対応のUSBヘッドフォンアンプ「REX-A1648HA1」
ラトックシステムは、USB DACとしても使えるヘッドフォンアンプ「REX-A1648HA1」を12月中旬に発売する。 - ラトック、DSDダイレクト再生対応の高品位USB DAC「RAL-DSDHA1」
RATOC Audio LabブランドよりDSD音源に対応する高品位USB DACが登場。2.8224MHzのDSDおよび最大192kHz/24ビットのハイレゾ音源を再生できる。価格は7万2000円。 - ラトック、デジタルオーディオ専門Webサイト「RATOC Audio Lab」をオープン
ラトックシステムは、同社製オーディオ専門となるWebサイト「RATOC Audio Lab」をオープンした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.