ボール型Bluetoothスピーカーが防水仕様に! ソニーから「SRS-X1」「SRS-X2」発売:お風呂でも使えます
ソニーは、ワイヤレススピーカーの新製品「SRS-X1」および「SRS-X2」を発表した。SRS-X1は、従来機からデザインや基本機能を継承しつつ、ユーザーから要望が多かったという防水機能を備えた。
ソニーは5月7日、ワイヤレススピーカーの新製品「SRS-X1」および「SRS-X2」を発表した。どちらもBluetooth 3.0/NFCとバッテリーを搭載し、スマートフォンなどとの接続を容易にしたポータブルタイプだ。いずれも価格はオープンで、6月21日に発売する。店頭ではSRS-X1が8500円前後、SRS-X2は9500円前後になる見込みだ(税別)。
「SRS-X1」は、2012年に発売した球形Bluetoothスピーカー「SRS-BTV5」の後継機。デザインや基本機能を継承しつつ、ユーザーから要望が多かったという防水機能を備えた。防水機能は、JISのIPX5(あらゆる方向からの噴流水に対して本体に影響がない)およびIPX7相当(水深1メートルに静かに沈め、30分間放置しても影響がない)。キッチンや浴室などの水回りでも利用できる。
搭載ユニットはフルレンジ1基のモノラル仕様。従来機同様、音を効率よく拡散させる“サークルサウンドステージ”(ディフューザー)を備えている。本体下面にはパッシブラジエーターを搭載して低域を補強した。さらにステレオペアリング機能を搭載しており、2台購入すればステレオスピーカーとしても利用できる。またマイクを内蔵し、ハンズフリー通話も可能だ。
内蔵アンプの出力は従来機の最大1.2ワットに対して新製品は5ワットに強化。内蔵バッテリーで最長12時間の連続駆動が可能だ。充電は本体のmicro USB端子で行う。パッケージにはmicro USBの充電ケーブルおよびキャリングポーチが同梱(どうこん)される。
本体サイズは、約78(幅)×80.5(高さ)×78(奥行き)ミリ、重量は約185グラム。
ステレオのポータブルタイプ「SRS-X2」も登場
「SRS-X2」は、ステレオスピーカーを搭載した横長タイプ。防水仕様ではないが、バッテリーを内蔵して手軽に持ち運べる点は「SRS-X1」と同じだ。Bluetooth 3.0およびNFCに対応しているため、NFC搭載スマートフォンとの組み合わせではワンタッチでワイヤレス再生が可能になる。
バスレフ式のキャビネットにフルレンジユニットをステレオで搭載。各チャンネル最大10ワットで駆動する。またソニー独自のさまざまなデジタル信号処理技術を組み合わせ、煩雑な設定は不要で“ソニー推奨設定”を活用できる「ClearAudio+」(クリアオーディオプラス)も搭載した。内蔵バッテリーで最長5時間の連続駆動が可能だ。内蔵マイクによるハンズフリー通話にも対応している。
本体サイズは、約171(幅)×60.5(高さ)×56.5(奥行き)ミリ。重量は約500グラム。ACアダプターやmicro USB充電ケーブル、キャリングポーチが付属する。
なおソニーでは、5月8日から東京、大阪、名古屋のソニーショールームおよびソニーストアで新製品2機種の先行展示を行う。
関連記事
- ワンボックスでもハイレゾ対応! ソニーが「SRS-X9」など3機種のワイヤレススピーカーを投入
ソニーは、ハイレゾ再生に対応した「SRS-X9」など3機種のワイヤレススピーカーを発表した。ワンボックスタイプながら「最高の音質を目指した」(ソニー)という。 - ファブリック素材に身を包んだ“おしゃれ”Bluetoothスピーカー、ソニー「SRS-BTS50」
ソニーは、NFC対応のBluetoothポータブルスピーカー「SRS-BT50」を10月19日に発売する。水しぶきや雨がかかっても問題ない防滴加工で屋外でも利用できる。 - 音にこだわったBluetoothスピーカー、ソニー「SRS-BTX500/BTX300」
ソニーは、ワイヤレススピーカーの新しいハイエンドモデルとなる「Xシリーズ」2機種を発表した。磁性流体スピーカーにapt-X対応など、コンパクトながら音にこだわった仕様だ。 - ソニー、“ワンタッチ機能”に対応したBluetoothスピーカー2機種を発売
ソニーは、ポータブルBluetoothスピーカー2機種を10月に発売する。テニスボールサイズの球形スピーカー「SRS-BTV5」と乾電池駆動に対応した薄型スピーカー「SRS-BTM8」をラインアップ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.