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オンキヨーが開発中のAVアンプに「Dolby Atmos」を搭載――「TX-NR636/838」のアップデートも
オンキヨーは、現在開発中のAVアンプ上位モデル「TX-NR1030/3030」に米Dolbyの新しいサウンド技術「Dolby Atmos」を搭載すると発表した。現行モデル「TX-NR636/838」のアップデート対応も行う。
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オンキヨーは6月23日、現在開発中のAVアンプ上位モデル「TX-NR1030/3030」に米Dolbyの新しいサウンド技術「Dolby Atmos」を搭載すると発表した。また9月をメドに現行モデル「TX-NR636/838」のアップデート対応も行う予定だ。
Dolby Atmosは、映画館の音響システムにオブジェクトとメタデータの概念を持ち込んだ新しい技術だ。音源をオブジェクトとして捉え、メタデータに沿って移動させることにより、スムーズなパンニングや、どこにでも定位するリアルな音が実現する。ミックス内に最大128(同時発音)の音響要素をロスレスで記録しており、視聴者にリアルなサウンド体験を提供するという。従来のようなチャンネル数といった概念はないが、頭上を含め最大64本のスピーカーを使用できる。
オンキヨーによると、ホームシアター向けのAVアンプでは、32bit DSPをデュアルで搭載して処理能力を確保。従来の5.1/7.1/9.1chサラウンドシステムに加え、天井に1〜2組のスピーカーを設置するだけでDolby Atmosを楽しめるという。また天井に設置できない場合に手持ちのスピーカーを活かしてDolby Atmosが楽しめる“イネイブルド・スピーカー”も今後発売する予定としている。なお、開発中のAVアンプ上位モデルなどについては後日正式に発表する予定だ。
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