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パイオニアとオンキヨー、AV事業統合後もそれぞれのブランドを維持すると改めて表明――PHE社長メッセージ
パイオニアは、同社ホームAV事業とオンキヨーとの事業統合について、パイオニアホームエレクトロニクス・栗原俊彦社長のメッセージをWebサイトに掲載した。
パイオニアは10月1日、同社ホームAV事業とオンキヨーとの事業統合について、パイオニアホームエレクトロニクス・栗原俊彦社長のメッセージをWebサイトに掲載した。ユーザーや販売店の不安を払拭する意図がある。
パイオニアとオンキヨーは、来年3月をメドにホームAV製品事業を統合する。パイオニアの製品分野としては、オーディオビジュアル製品のほか、電話機などのコミュニケーション製品、ヘッドフォンを含むアクセサリー製品が含まれている。対象事業をパイオニアホームエレクトロニクス(PHE)に集約した後、PHA株式をオンキヨーに譲渡、オンキヨーを存続会社として合併する計画だ。一方でパイオニアはオンキヨーの普通株式14.95%を取得する。
既にパイオニアとオンキヨーは、それぞれのブランドを維持しながら事業シナジーを追求する方針を示しているが、ユーザーや販売店から不安の声も寄せられているため、PHE社長が改めてメッセージを発信したかたち。「今後もパイオニアブランドに恥じない新製品をお客様にお届けしてまいります。そのための来年の企画も順調に進行中です。サービスも今まで同様ご利用頂けますのでご安心ください」(メッセージより引用)。
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