動画で見るダイソンの新型コードレス掃除機「Dyson V6」シリーズ:ライバル機との比較あり
ダイソンが新たに投入したコードレスクリーナー「Dyson V6」シリーズ。発表会で行われた比較デモを中心に動画で見ていこう。
多彩なラインアップを用意
ダイソンが発表したコードレス掃除機は、スティック型の「Dyson V6 Fluffy」シリーズと「Dyson V6 Motorhead」シリーズ、ハンディー型の「Dyson V6 Mattress」「Dyson V6 Trigger」に分かれ、Dyson V6 FluffyとDyson V6 TriggerにはWeb直販および直営店「Dyson 表参道」でのみ購入できる「プロ」モデルが用意される。
製品の詳細や発表会の模様はこちらの記事(部屋の空気よりもきれいな空気を排出――ダイソンから新コードレスクリーナー「V6シリーズ」が登場)に譲り、ここでは動画で製品の特徴や魅力に迫ってみよう。
密閉性と吸引デモで新型モデルをアピール
スティック型のDyson V6 Fluffyは、従来モデルの「DC74」で採用されたナイロンフェルトで覆われた柔らかいローラー(ブラシバー)を備えており、Dyson V6 Motorheadは固いブラシが付属した「モーターヘッド」がメインツールとなる。
両モデルとも毎分11万回転する独自開発の「デジタルモーターV6」の名前を冠しており、ゴミを分離する「2Tier Radial(2ティアーラジアル)サイクロン」技術を搭載。新たに排気口部分にポストモーターフィルターと呼ばれるHEPA(High Efficienty Particulation Air)フィルターを備え、さらに本体の密閉性を向上させることにより、吸引した微細な粒子が外に出ないようになっている。
発表会では、他社製スティック型掃除機との比較デモが実施された。まず行われたのは、Dyson V6 Fluffy+と東芝製スティック型掃除機による密閉性を比べるもの。各掃除機が固定された透明なボックスにスモークを満たし、スモークがいっぱいになったところで掃除機の電源を入れたところ、東芝製掃除機からは本体各所からスモークがあふれたのに対し、Dyson V6 Fluffy+では目に見える範囲でスモークは出ていなかった。
また、ゴミの吸引比較はアクリル板で作られた溝に重曹をまき、それを各掃除機で吸い取るという内容だ。こちらも、東芝製のスティック型掃除機は重曹がほとんど残っていたのに対し、Dyson V6 Fluffy+では明らかに少なくなっているのが分かる。
ふとん掃除向けのハンディー型「Dyson V6 Mattress」
ホワイトボディとティール(緑がかった青色)のアクセントが印象的な「Dyson V6 Mattress」。同社では、ふとん掃除用のモデルとして位置づけており、発表会ではライバル機となるレイコップとの吸引デモが行われた。
内容はベビーパウダーをマットレス上にまいてすり込み、その上にシーツを掛けて掃除機で吸い込むというもの。シーツの奥底に入ったダニやハウスダストを、どれだけ除去できるのかを想定しているという。
従来モデルでも排気はクリーンとうたっていたが、スティック型と同様にさらに微細な粒子(0.3ミクロン)を99.97%除去するポストモーターフィルターが排気口に用意された。こちらはワンタッチで着脱が可能だ。
ここで行われたデモはいずれも限定的な内容だが、Dyson V6シリーズの特徴を把握するには最適なものだろう。なお、各製品の発売は5月21日の予定だ。直営店のDyson 表参道では、ダイソンのスティック型掃除機を使って実際にゴミの吸引を行えるほか、期間限定でポテトチップスがもらえるキャンペーンも実施しているので、足を運んでみてはどうだろうか。
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