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荷物を少なくできる折りたたみ式サイクルヘルメット「Overade Plixi」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

今回紹介するのは、折りたたみが可能な自転車用ヘルメット「Overade Plixi」。独自の折りたたみ機構でコンパクトに折りたためるため、ビジネスバッグやデイパックなどにも簡単に収納できる。

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 自転車に乗って街中を走るときに、ヘルメットを被っていてよかったと思ったことがこれまで何度かある。路上には危険がたくさん潜んでいるため、自転車に乗るときは短い距離でもできるだけヘルメットを被ろうとは思っているのだが、それでも降りたときの持ち運びが面倒で、近所の場合は置いて行ってしまうことも少なくない。


「Overade Plixi」

 これでは良くないということで、折りたたみのヘルメットはないか探してみたところ、面白い製品があった。今回紹介する「Overade Plixi」だ。この製品は独自の折りたたみ機構を搭載しており、自転車を降りたあとは小さくしてカバンやリュックの中にスッと入れられる。通勤・通学にも最適なサイクルヘルメットなのだ。


パッケージ


折りたたんだ状態で入っていた

 価格は楽天市場の「OD BOX」にて税・送料込み1万4040円で販売していたので、ここで買うことにした。普通のサイクルヘルメットならば1万円以下でも買えるが、スポーツ自転車用のヘルメットにはこれよりもはるかに高価なものもあるし、折りたたみという付加価値があることを考えると、個人的には納得できる値段だ。

付属のパッドでサイズ調節が可能

 サイズはS/M(54〜58センチ)とL/XL(59〜62センチ)の2種類あったが、サイドが細身であるという説明が記載されていたので、大きいほうのサイズを選んでみた。色はブラックとホワイトから選べるが、今回はブラックを選択した。

 パッケージには、収納用のポーチと、サイズ調整用のパッドが付属している。このヘルメットにはサイズ調整のためのダイヤルなどは搭載されていないが、パッドを使うことで好みのサイズにフィットさせることができる。


付属の収納ポーチ


収納したところ


付属のパッド


パッドでサイズを調整できる

 パッケージには折りたたんだ状態で入っているため、かぶれる状態にするためには元のヘルメットの形に戻す必要がある。最初は戸惑ったものの、慣れればすばやく組み立てられるようになる。ヒンジなどの動きはスムーズで変な引っかかりもなく、作りもしっかりとしている。

 Plixiは、正面から見るとベンチレーションが少なめに見えるが、実は頭頂部を見るとけっこう大きなすき間が空いている。サイドには折りたたみのためのヒンジがある。あごひもの付け根もなかなか丈夫そうだ。


組み立てた状態


裏側


ヘルメットの背面

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