荷物を少なくできる折りたたみ式サイクルヘルメット「Overade Plixi」:橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)
今回紹介するのは、折りたたみが可能な自転車用ヘルメット「Overade Plixi」。独自の折りたたみ機構でコンパクトに折りたためるため、ビジネスバッグやデイパックなどにも簡単に収納できる。
頭頂部のボタンを押して折りたたみ
筆者はふだん帽子などを選ぶときは57〜59センチくらいの大きさを選ぶが、前述のように今回は59〜62センチの「L/XL」を選択してみた。実際にかぶってみたところ、横幅が少しきつめで前後が緩めではあるものの、付属のパッドを貼って調節すると、ぴったりの大きさ。あごひもをかければしっかり固定することができる。
ヘルメットの状態から折りたたむには、最初に、頭頂部の後ろのほうに折りたたむための2つのボタンがあるので、その2つを同時に指で押しながら前側にスライドさせる。次にサイドのヒンジを折りたたみ、最後に前頭部にある分け目で2つに折って小さくたためばOKだ。
樹脂の精度もそこそこ良く、各パーツがしっかりと動いて固定できる。慣れれば1分以内に折りたためるようになるだろう。付属のポーチは折りたたんだ状態で入れることを想定しており、スムーズに収納できる。
ちなみに折りたたんだ状態のサイズは、実測で約200×170×110(幅×奥行き×高さ)ミリ。ヘルメットの状態では約230×275×140(幅×奥行き×高さ)ミリで、かなりコンパクトになる印象だ。
バイザーやヘッドカバーも用意
筆者の場合、ヘルメットを折りたたんだらデイパックの下部にある小さなスペースに入れておくようにしている。こうしておけば、自転車から降りたときも手ぶらで移動できるので便利だ。普通のサイクルヘルメットに比べると折りたたみ機構の分だけ重いが、個人的にはそれほど気にならない。
なお、この製品には専用のバイザーとヘッドカバーも用意されており、それぞれ5色展開となっている。本体カラーと組み合わせると、50通りのカスタマイズが可能だ。
マットブラックの本体は質感もよく、独特の折りたたみ機構は実に魅力で、このヘルメットならば街中でちょっとした用事で自転車に乗るときも、ヘルメットを持って行こうという気になる。とくに自転車で通勤している人にはぜひおすすめだ。
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