シャープ、新開発ヘッドを搭載したプラズマクラスターサイクロン掃除機2機種「EC-VX700」「EC-LX700」を発売:ペットがいるご家庭に
シャープは、プラズマクラスターサイクロン掃除機のハイエンドモデル2機種「EC-VX700」「EC-LX700」を8月下旬に発売する。価格はオープン。市場想定価格は6万円前後(税別)から。
シャープは2015年7月21日、プラズマクラスターサイクロン掃除機2機種を発表した。どちらも価格はオープンで8月下旬に発売する予定だ。市場想定価格は、ハイエンドモデル「EC-VX700」が8万円前後、「EC-LX700」が6万円前後(いずれも税別)。EC-VX700はゴールド系、EC-LX700はレッド系のみの色展開。
2機種ともヘッド部に「パワフル一毛打尽自走ヘッド」を採用したのが特徴だ。約28センチのワイドサイズなブラシにより「高い自走力で、吸込口が吸いついて、今まで取れにくかったラグマットなどに絡みついたペットの抜け毛を強力にかき取る」とうたう。
また、吸込口の内部や回転ブラシは取り外して水洗いが可能だ。
また、独自の「パラレルフローサイクロン」を新たに搭載した。メインとなるサイクロンの周囲に8つの小型サイクロンを配置することで、吸引力低下の原因となる微細なハウスダストを99.9%以上遠心分離するという。また、面倒なダストカップ上部のプリーツフィルターが不要になり、お手入れの手間を大幅に低減。同社は「当社試験では、お手入れなしで約2年半分のごみを吸引しても、本体フィルターに目詰りはありません」としている。(ただし、ごみの種類や量、ご使用状況により異なるという。)
その他、上位モデルEC-VX700には、0.3マイクロメートル以上の微細なホコリを99.999%キャッチする「フッ素加工ULPAクリーンフィルター」や、夜間の掃除も気兼ねなくできる「ナイトモード」、ソファやカーテンのお掃除に便利な「2WAYベンリヘッド」など多彩な機能を搭載した。
本体サイズは215(幅)×350(奥行き)×241(高さ)ミリと2機種共通。重量は、EC-VX700が3.1キロ、EC-LX700が2.9キロ。2段伸縮すき間ノズルとベンリブラシが付属するほか、EC-VX700には2WAYベンリヘッドが追加される。
関連記事
- 絶妙なバランスで自立:シャープ、重心バランス最適化で腕への負担を軽くするコードレスのスティック型掃除機「FREED2」発売
シャープは、腕への負担を軽減するよう重心バランスを考慮したスティック型掃除機の新モデルを発表。吸引と磨き掃除が同時にできる新型ブラシも搭載する。 - 寿命6年+メンテサービス付きの「ルンバ800シリーズ」が登場
セールス・オンデマンドは、ロボット掃除機「ルンバ」の新製品「ルンバ800シリーズ」を発表。バッテリー持ちが約6年と長く、メンテナンスサービスも受けられるという。 - 消臭効果も:シャープ、温風でダニを吸引する「ヒートサイクロン」採用のふとん掃除機「コロネ」を5月21日に発売
シャープは、温風でふとんの繊維からダニを引きはがして吸引するふとん掃除機を発表した。プラズマクラスターと合わせて気になる臭いを消臭する。 - 首ふり機構も復活!:シャープ、画像処理エンジンをリニューアルした4K対応“AQUOS”「US30/U30」
シャープが4Kテレビのミドルレンジおよびエントリーに位置する「US30/U30ライン」を発表。新しい映像エンジンを採用してパフォーマンスを底上げしたほか、日本でも秋にサービスを開始する「Netflix」対応などコンテンツ面の充実も図った。 - ますますしゃべくり上手:空気の力で部屋の隅までキレイに――シャープ「ココロボ」の新製品
シャープは、ロボット掃除機“COCOROBO”(ココロボ)の新製品として「RX-V95A」など2機種を発表した。部屋の隅にたまったゴミを風の力で飛ばし、吸引する「エアーすみブラシ」を新搭載。サイドブラシの届かない場所もキレイにする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.