まとめ
未来が現実に――IFAで見つけた“使える”スマート家電:IFA 2015(3/4 ページ)
肌にやさしいスマートシェーバー、会話がはずむ未来の食卓、有名人の化粧方法を教えてくれるパウダールーム、スマート炊飯器など。白物家電メーカーのブースでは、近未来の生活が垣間見える。
地に足の付いたスマートホームを提案――サムスン
今年もメッセ内、南メインエントランスの真横にある「シティキューブ・ベルリン」に、IFA最大級のブースを構えるのがサムスン。日本では馴染みのないサムスンの白物家電だが、昨年までは“とんがりすぎ”なスマートハウスや自社の家電のデモを展示していた。しかし、今年は少し様相が違う。IoTやスマートホームへの取り組みが最先端であることは間違いないが、もう少し地に足の着いた“ユーザーフレンドリーな”スマート化をシーン提案していた印象だ。
中でも注目なのが、すでに韓国や欧州で展開中であり、他社も巻き込んだスマート家電のオープンプラットフォーム規格「SmartThings」(スマートシングス)関連の展示。家電というものは、ほとんどの家庭で多くのメーカーの製品が混在しているのが普通で、1社で統一できるものではない。このスマートシングスを使えばスマートフォンやスマートウォッチなどで、どこからでも自宅とつながることができるうえ、オープンプラットフォームのため、他社製スマート家電ともつながる。
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