ラディウス、ハイエンドイヤフォン“W”シリーズにハイレゾ対応の新モデル
ラディウスは、“W”シリーズの新モデルとしてハイレゾ対応イヤフォン2機種を発表した。MMCX端子でのリケーブルも可能。
ラディウスは10月23日、ハイエンドイヤフォン“W(ドブルベ)”シリーズのハイレゾ対応モデル2機種を発表した。価格は税別で、上位モデルの「HP-TWF41(ドブルベ ヌメロキャトル)」が4万2000円前後、下位モデルの「HP-TWF31(ドブルベ ヌメロトロワ)」が3万2000円前後。発売は11月下旬の予定。
Wシリーズは、同社独自のドライバー技術「DDM方式」を採用したハイエンドイヤフォン。中低音域と高音域の音を独立した振動板に振り分けて同軸上に配列することで、ドライバー1つ分のスペースでデュアルドライバーを超える音響効果が得られるという。
両モデルともハイレゾ対応となり、中低周波帯域を再生するウーファー部にダイナミック振動板を備え、ツイーター部に高周波帯域のトランジェント(過渡)特性に優れたピエゾ振動板を搭載。「微小な音源信号が入力されてもセラミック層(ピエゾ)が金属板にしっかり振動を伝達し、高精細な音や空気感を鮮明に描き出す」(同社)。ケーブルには、断線時のリケーブル(ケーブル交換)がしやすいMMCX端子を採用。イヤーピースの装着位置を2段階で調節可能な「アジャスタブルポート」、耳の奥でイヤーピースがフィットする「ディープマウントイヤーピース」などの機能も備える。
上位モデルのHP-TWF41では、これに加え、中低周波帯域を再生するウーファー部にベリリウムコーティング振動板を採用することで高周波再生帯域を拡張。下位モデルのHP-TWF31では、この部分がPET振動板となっている。
HP-TWF41は再生周波数帯域が10〜4万5000Hz、インピーダンスが32オーム、カラーがバーガンティ(レッド)。HP-TWF31は再生周波数帯域が10〜4万Hz、インピーダンスが32オーム、カラーがノワール(ブラック)。
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