ニュース
ラディウス、初のハイレゾ対応イヤフォンシリーズを発売
ラディウスは、同社初となるハイレゾ対応イヤフォン2機種を5月下旬に発売する。13ミリ径のダイナミック型ドライバーを搭載。
ラディウスは5月1日、同社初となるハイレゾ対応イヤフォン2機種を発表した。価格は上位機「HP-NHR21」が1万4000円前後、「HP-NHR11」は1万円前後。どちらも5月下旬に発売する。
両モデルとも13ミリ径のダイナミック型ドライバーを搭載。ドライバーのボイスコイルから漏れる磁束をマグネットの反発磁力によって閉じ込め、磁束密度を高めるという「High-MF」((high magnetic flux density system)構造により、感度と音質を向上させたとしている。同社によると、平均感度は約4dB向上。音質面では「トランジェント(過渡特性)にすぐれ、高域から低域まできめ細かいディテールを損なうことなくクリアで歯切れの良い音質を実現した」(同社)。
また上位モデルの「HP-NHR21」では、「すべてにおいて、より高度なチューニング」(同社)を施し、低域の音圧を上げた。ケーブルには2ミリ径のナイロンケーブルを使用する。
イヤーピースにも一工夫。イヤーピースの装着位置は2段階で調節できるため、フィット感と遮音性を高めることができる。また従来より耳道の奥でフィットするイヤーピースで安定した装着感を実現したという。
再生周波数帯域は5〜4万Hz。インピーダンスは「HP-NHR21」が17オーム(±15%)、「HP-NHR11」は25オーム(±15%)。両モデルともブラックとレッドのカラーバリエーションを用意している。
関連記事
- iPhoneでもハイレゾ再生――「Ne PLAYER」アプリ販売開始、4月21日までは1080円
ラディウスは、iOS向け「Ne PLAYER」の販売を開始した。同社製または対応DACと組み合わせ、ハイレゾ再生を可能にするアプリ。価格は1800円だが、発売記念セールとして4月21日まで1080円(全て税込)。 - ハイレゾが楽しめる、特選・お手軽ポタアン(3)――リモコン感覚で使えるラディウス「AL-LCH21」
ラディウスの「AL-LCH21」はDAC内蔵のポータブルヘッドフォンアンプとしても最小クラスの製品だ。リモコン感覚で手軽に試すことができる。 - ラディウス、Lightning接続の超小型DACを発売
ラディウスは、Lightningコネクター搭載のiOSデバイスでハイレゾ音源を再生できる超小型DAC「AL-LCH11」を5月上旬に発売する。最大96kHz/16bit対応。 - 新しい構造を積極的に取り込んだカナル型イヤフォン、ラディウス「HP-NEFシリーズ」
ラディウスは、カナル型イヤフォンの新製品として、「HP-NEFシリーズ」を発表した。同社の「音へのこだわり」を詰め込んだという新シリーズ「Ne(new ear)」の第1弾だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.