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純マグネシウム振動板を搭載したブックシェルフ、フォステクスが「G1001MG」を発表
フォステクスカンパニーは、ブックシェルフ型のスピーカーシステム「G1001MG」を1月下旬に発売する。ツィーターとウーファーの両方に純マグネシウム振動板を採用した。
フォステクスカンパニーは1月22日、ブックシェルフ型のオーディオ用スピーカーシステム「G1001MG」を発表した。1月下旬から販売する予定で、価格は1本15万円(税別)。
100mm径のウーファーと20mm径ツイーターの両方に純マグネシウムを採用した2Wayバスレフ型スピーカー。ほかの金属に比べて比重が重く、内部損失が大きい純マグネシウムは振動板に適しており、さらにウーファーは独自のHR形状、ツイーターはリッジドーム形状に成型することで剛性を高めつつ共振を分散した。「クセのない素直な音の再生が可能。さらに振動板素材を統一することで全帯域の音色と余韻がそろた心地良い音楽再生を実現した」(同社)。
キャビネットは音響専用のCE合板をバッフルと天地側板に採用。バッフル面は3cmの厚さで剛性を確保。またデスクトップで使えるようにキャビネット底面にベースボードを装着している。スピーカーの接地面にキャビネットから生じる振動が伝わりにくくして音のにごりを防止するという。
再生周波数帯域は55〜4万5000Hzで、インピーダンスは6Ω。1本あたりの外形寸法は、164(幅)×300(高さ)×242(奥行き)mm。重量は7.6kg。
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