ユキムは、独ELAC(エラック)のイネーブルドスピーカー「TS3030」を4月下旬に発売する。価格はペアで11万円(税別)。Dolby Atomos再生時、天井スピーカーの代わりに設置するスピーカー。天井の反射を利用して、あたかも天井にスピーカーがあるかのような効果を生み出す。
TS3030は同軸2Wayユニットを採用した密閉型。「BS302」と共通の20mmシルクドームツイーターに新規開発の85×115mmのだ円形ウーファーを組み合わせた。同社の260LINEや400LINEとの組みあわせを想定しているという。周波数特性は85〜3万5000Hz、インピーダンスは4Ω。
キャビネットは、MDFとアルミパネルを使い分けて剛性をアップ。底面には壁に引っ掛けることのできる取り付け穴も配置しており、「スピーカーの上に設置する以外にもさまざまな用途が想定されている」(ユキム)という。
1台あたりのサイズは160(幅)×245(奥行き)×112(高さ)mm。重量は2.5kg。スピーカー端子はスプリングロック式(バナナプラグ不可)。
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ユキムは、独ELAC(エラック)のスピーカー新製品「BS302」を3月10日に発売する。「300LINE」の末っ子、「301.2」の後継機として開発されたマイクロスピーカーだ。
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