お腹まわりを計測しちゃうベルト、カッコいい「日本酒セラー」など――「+Style」の新プロジェクトが六本木に集結:VRやドローンもありマス(1/3 ページ)
ソフトバンクはIoT関連製品のモノ作り支援プラットフォーム「+Style」の新プロジェクトを発表した。ロボットやドローン、VR関連製品など話題性のある製品がずらり。お腹が気になる人向けのスマートベルトもあった。
ソフトバンクは10月14日、六本木の「東京ミッドタウン」で開催されている「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH ひろがるデザイン展」に設けられた特設ブースで「+Style」の新プロジェクトを発表した。
3Dプリンターを気軽に楽しめる「ラクツク」(アイジェット)
3Dプリンターは欲しいが、価格や使い方にハードルを感じて二の足を踏んでいる人も多いはず。そんな人達に向け、分割払いと関連サービスをまとめて月々6900円(初回のみ8820円、24カ月払い)で3Dプリンターを提供するサービスが「ラクツク」だ。
「ダヴィンチ 1.0 Pro ラクツクモデル」と配信予定の3Dデータで作られたランプシェードなどが並ぶ。3Dデータ配信は週に1回。最初はランプシェードのようなシンプルなもので、徐々に高度になっていく予定
本体はXYZprintingの「ダヴィンチ 1.0 Pro ラクツクモデル」で、インテリアに溶け込むオリジナルカラー“ブラック・シルバー”を採用した。また付帯サービスでは、3Dプリンターを使う上で必要になる情報をWebマガジンとして提供するほか、疑問や困ったことを解決するコンシェルジュサービス、3Dプリンターを活用したくなる3Dデータコンテンツの定期配信が含まれる。配信は週に1回の予定だ。「3Dデータを作れない人でもそのまま出力できる」(同社)。なお、配信データはラクツクモデル以外では使用できないという。
IBM Watsonを活用するパーソナルガイドロボット「ZUKKU」(ハタプロ)
「ZUKKU」(ズック)は、“おでかけを楽しくする”をコンセプトにした持ち運び可能な小型ガイドロボットだ。IBMの人工知能「Watson」とクラウド連携し、位置情報やネット情報、ユーザーの趣味嗜好などをもとにアシスタントとして活躍する。SIMを搭載しているため、緊急時の通報なども可能だ。「シニアやキッズ向けに絞って安価に提供するモバイルロボット。話相手になったり、見守りをしたりする」(ハタプロ)
ただし、製品化はまだ先の話。今回はプロジェクト提案として、+Styleで活用案や追加してほしい機能などの意見を募集する予定だ。「今はフクロウの形をしているが、デザインについても意見をきかせていただければと考えている」
気になるお腹まわりを計測するベルト「WELT」(サムスンC&T)
サムスンC&Tの「WELT」は、同社のウェアラブルプラットフォームブランド「the humanfit」から登場した新製品。WELTは「ウェルネス」と「ベルト」を掛け合わせた造語で、一言で説明すると「スマートベルト」ということになる。「バックルのセンサーでウエストのサイズを測定し、活動量に応じて健康をチェックする」という。
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