インタビュー
これぞ究極の炊飯器!? 「バーミキュラ ライスポット」の秘密(3/3 ページ)
「バーミキュラ ライスポット」は、ガス火で上手に炊けた時の“美味しいごはん”を再現しながらIH炊飯器の利便性を両立させた最先端の炊飯器。その開発経緯と美味しく炊ける秘密を聞いた。
バーミキュラ ライスポットで作った料理を試食してみた
炊飯モードで1時間ほど炊いた後、ふたを開けるとごはんがツヤツヤに光っていた。すこしよそってみると、粒がつぶれずしっかり。全体をまぜていくとごはんの香りが強く感じられ、口に入れてみると、しゃっきりとした粒立ちのいい食感が楽しめた。
調理モードを使用。鍋がしっかりと熱を保ち、具材を入れても冷めないので鍋を振ることなく加熱できる。混ぜ合わせていくだけでパラパラに。ライスポットで炊いたごはんと炒飯の相性もいい。口ほぐれが良く、かなり美味しかった。
無水調理
水を入れることなく、野菜からでる水分だけで煮込んだ肉じゃが。野菜の味が芯から引き出され、非常に旨みが濃厚。また、じゃがいもが煮くずれしないので見た目も美しい。
キャベツや玉ねぎ、大根などからあふれる水分と、ベーコンやソーセージの旨みが鍋の中で渾然一体となる無水の煮込み。旨みを吸ったジャガイモや大根はまさに絶品。
魚をポットで焼き、そこにその他の食材を入れることで短時間でアクアパッツアが作れる。これも無水で作ることで、食材の旨みが引き出せる。
低温調理
たっぷりのオリーブオイルのなかにマグロのさくを入れて、70°Cで60分、ゆっくりと加熱する。生でもなく、それでいて加熱されすぎていない、ふっくらとしたマグロが楽しめる。
牛かたまり肉の表面に焼き色を付けたあと、70°Cで1時間、ゆっくりと保温調理する。それだけでジューシーで柔らかいローストビーフが簡単にできあがる。
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