「SEIUN」プレーヤーがグレードアップして再登場――UI改善、単体でのDSD変換再生も
米CYBERDRIVEのポータブルオーディオプレーヤー「SEIUN」がグレードアップして帰ってきた。単体でのDSD再生が可能になったほか、より直感的な操作ができるようになったという。STAYERホールディングスから12月上旬に2機種が発売される。
デジタルオーディオ機器の輸入・販売を手がけるSTAYERホールディングスは12月2日、米CYBERDRIVEのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー「SEIUN PLAYER」2機種の取り扱いを開始すると発表した。12月上旬に発売する「JR-1S」「JR-2S」は、各種イベントでテスト販売を行ってきた「JR1」「JR2」のアップグレード版。単体でのDSD再生が可能になったほか、より直感的な操作ができるようにUI(ユーザーインタフェース)の改善を実施したという。
いずれもESSのDACチップ「9018Q2C」を搭載し、最大384kHz/32bitのPCM音源およびDSD 2.8MHzのPCM変換再生が可能。独自のサウンドエンジン「CAEE」(CYBERDRIVE Audio Enhance Engine)により、MP3などの音源も最大384kHz/32bitにアップスケールすることができる。
また、上位モデルの「JR-2S」にはUSB-DAC機能を搭載。Windows/Mac、Android端末に接続してハイレゾ対応のポータブルアンプとして利用できる。その際はDSDのネイティブ再生に対応し、さらにDSD 5.6MHzおよび11.2MHzもサポートしたという。
内蔵メモリは64GB。内蔵バッテリーは1800mAhで、ハイレゾ音源で約15時間の連続再生が可能だ。本体サイズは112(幅)×48(幅)×10(厚さ)mm。重量は約100g。カラーバリエーションはシルバーとガンメタルを用意している。
価格はオープンプライスで、店頭では「JR-1S」が2万7000円前後、「JR-2S」は2万9000円前後になる見込み。ヤマダ電機などで販売する予定だ。
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