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パナソニック、4K/60p撮影に対応したミラーレス一眼「GH5」などを発表――テクニクスからも新コンポが登場CES 2017(1/2 ページ)

パナソニックがCES開幕前日のプレスカンファレンスでミラーレス一眼「GH5」を発表した。ビデオカメラ顔負けの高度な動画撮影機能を搭載。4K/60p動画撮影に加え、ファームウェアアップデートによりHLG方式の4K/HDR動画撮影も可能になる。

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 CES開幕前日となる1月4日(米国時間)のイベントでパナソニックのプレスカンファレンスが開催された。パナソニックは3日の記者会見で有機ELテレビUltra HD Blu-rayプレーヤーの2017年新モデルを発表しているが、今回は4K/HDRコンテンツの撮影に対応するミラーレス一眼「GH5」やスマートホームなどBtoB向けソリューションの発表が主軸になった。


ミラーレス一眼「LUMIX GH5」を正式発表

4K動画撮影を大幅強化した“LUMIX”「GH5」

 2016年秋にドイツのケルンで開催されたデジタルイメージングのイベント「フォトキナ2016」で開発発表が行われたミラーレスデジタル一眼カメラ“LUMIX”「GH5」が正式に発表された。北米ではボディ単体が3月下旬に1999.99ドル(約23.4万円)で発売を予定する。


北米パナソニック コンシューマーエレクトロニクス社の社長、マイケル・モスコヴィッツ氏が新製品をプレゼンテーションした

 ボディに内蔵する新開発のデジタルLIVE MOSセンサーは20.3Mピクセル。ローパスフィルターを取り除いて高画質化を図った。画質処理プロセッサー「ビーナスエンジン」に搭載するマルチ・プロセス・ノイズリダクション機能により、高精細な動画・静止画の撮影を可能にしている。手ブレ補正は5軸のデュアル・イメージ・スタビライザーにより高度に補正する。


北米では3月に発売されるGH5のボディ

 ビデオカメラ顔負けの高度な動画撮影機能を搭載した点が特徴。発売時から4K/60p動画、6K静止画撮影に対応するほか、4月頃に予定するファームウェア更新により4K/30pと4K/24p、クロマフォーマット4:2:2、10bitの動画撮影やフルHD 4:2:2 10bit動画撮影の機能が追加を予定する。また2017年後半に予定するファームウェア更新ではHLG方式による4K/HDR動画の撮影も可能になるという。レンズマウントはマイクロフォーサーズ。SDカードスロットは2基搭載した。

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