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名機復活の予感? フォステクスが“small reference”の発表を予告

フォステクスが自社サイトにティーザー画像を掲載した。大きな凹凸のある黄色い振動板のようで、ネット上では「NFシリーズの復活」を予想する声も上がっている。

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 フォステクスカンパニーは1月18日、同社サイトに新製品のティーザー(予告)画像を掲載した。「Fostexの歴史を振り返り、その伝統と技術を継承しつつ、さらなる高みへ向かっていくための新製品を発売する予定」(同社)。製品のコンセプトは「small reference」としている。


small referenceのティーザー画像

 公開された画像は、スピーカーユニットを撮影したと思われるもの。黄色い振動板に大きな凹凸があることから、ネット上では「NFシリーズの復活」を予想する声が上がっている。

 NFシリーズとは、同社が1999年に発売した「NF-1」に始まる一連のニアフィールド・モニター。双曲面と放物面によって構成される3次曲面構造の“HPダイアフラム”ウーファーが最大の特徴で、一般的なストレートダイヤフラムでは避けられない固有共振の排除と高い構造強度によるハイスピードな音を実現した。


3次曲面構造の“HPダイアフラム”ウーファーを持つ「NF-1」(参考画像)。とても似ている

 その後、アンプを内蔵した「NF-1A」「NF-01A」「NF-4A」と進化を重ね、プロフェッショナルスタジオを中心に人気を博したものの、2014年にNF-4Aの生産を完了して以降、後継機は登場していない。

 フォステクスの担当者はコメントを避けたが、「今後、ホームページやTwitter、facebookなどで徐々に情報を公開していきたい」と話している。

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